10月30日（金)東京市場大引け。米大統領選を控えて手仕舞い売りが加速する展開に。

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■10月30日　本日の見出し
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米大統領選を控えて手仕舞い売りが加速する展開に。
新興市場でも投資家心理悪化で売りが加速。

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■本日の相場概況
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『国内』

本日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比354円57銭安の2万3,331円94銭と続落。

時間外取引で米国株価指数先物が
軟調に推移したことを受けて、
主力株を中心に売り優勢の展開となりました。

日銀のETF買い期待が支えとなり
後場寄りにかけては下げ渋る場面もみられましたが、
米国株価指数先物が下げ幅を拡大したこと
個別株への手仕舞い売り圧力が強まったことで
引けにかけては下げ幅を拡大して終了しています。

投資家心理が悪化したことで、
日経ジャスダック平均株価、
東証マザーズ指数も続落して終了。

『海外』

30日午前の中国・上海株式相場は小幅反落。

指数は29日まで3日続伸しており、
目先の利益を確定する売りがやや優勢となりました。

『為替』

30日14時の東京外国為替市場で円相場は1ドル=104円35～36銭近辺と円安に傾倒。

欧州中央銀行（ECB）の追加金融緩和期待が高まる中、
ユーロに対してドルを買う動きが強まり、
円相場を下押す要因となっています。

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■来週の日本株見通し
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アナリストのKanonです。

本日の日本株市場は手仕舞い売りが加速し、
大きく下落する展開となりました。

これまで相場が崩れにくかった分、
投げ売りが出やすかった面もあるでしょう。

週明け月曜日は米大統領選も控え、
引き続き軟調な展開が想定されますが、
先に下落している分、米大統領選を通過して
不透明感が晴れることで相場が上向く期待もできます。

短期的には弱い相場展開が続いていますが、
ボラティリティが出てきていますから、
値を戻すときも大きく動きやすい期待もでき、
米大統領選通過後は絶好の買いチャンスとなる可能性も。

大分値ごろ感の強い株価まで下りてきている銘柄も
散見されますので、仕込み、買い増しを狙いたいところです。

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■月曜日の予定
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『国内』

9月失業率（8:30）
9月有効求人倍率（8:30）
9月鉱工業生産（8:50）
9月住宅着工統計（14:00）

『海外』

ユーロ圏9月失業率（19:00）
ユーロ圏7-9月期GDP（19:00）
米9月個人消費支出･個人所得（21:30）

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■主要指数
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『海外』

・NYダウ：26,659.11（+139.16）

・ナスダック：11,185.593（+180.725）

・S&P500：3,310.11（+39.08）

・為替　ドル円：104.22-104.23（-0.06）

『国内』

・日経平均株価：22,977.13（-354.81円）

・TOPIX：1,579.33（-31.60）

・日経ジャスダック平均株価：3,547.01（-49.65円）

・東証マザーズ指数：1,171.25（-41.38）

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