10月27日(火)東京市場大引け。売り先行も下値では買戻しが入り底堅い展開に。
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■10月27日 本日の見出し
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売り先行も下値では買戻しが入り底堅い展開に。
新興株にも買戻しが見られる。
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■本日の相場概況
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『国内』
本日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比8円54銭安の2万3,485円80銭と小幅続落。
朝方は、前日の米国株式市場が
大幅安となったことを嫌気し、売りが先行。
一時は262円安まで下げ幅を拡大する場面も見られました。
売り一巡後は好業績の銘柄を中心として
押し目買いが入り下げ幅を縮小して終了しています。
新規の感染者数が相対的に拡大していないことも
日本株の買い支え要因となりました。
売り先行後は主力株を中心として買戻しが入り、
日経ジャスダック平均株価、
東証マザーズ指数は反発して終了しています。
『海外』
27日午前の中国・上海株式相場は続落。
香港との証券相互取引を通じた
外国人投資家による売買で売り越しが続き、
短期的な資金流出への懸念が相場の重荷となっています。
『為替』
27日14時の東京外国為替市場で円相場は1ドル=104円75銭近辺と円高に傾倒。
26日の欧米株安を受けた流動性確保目的の
ドル買いも見られましたが、
時間外取引で米国株価指数先物が底堅く推移し、
円には買い戻しが入っています。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
本日寄り付きでは米国株価指数の下落を嫌気して
日経平均株価、新興株ともに下げ幅を拡大しましたが、
下値では買いが入り徐々に落ちついた値動きとなって終了しています。
好決算銘柄への物色のほか、
売り方の買い戻しも支えとなった模様です。
短期的な投げ売りは一巡したと見られますが、
これまで数日の下げで需給が悪化している銘柄も多く、
上値での戻り売りには警戒せねばなりません。
先行き不透明感も根強く、
大統領選までは一段高を狙いにくい面もあるでしょう。
戻ってきた銘柄についても楽観せず、
一旦手仕舞って下値での再度の拾い直しを狙うなど
引き続き柔軟な取り組みが行えればと思います。
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■明日の予定
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『国内』
日銀金融政策決定会合(~10/29)
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:27,685.38 (-650.19)
・ナスダック:11,358.937 (-189.345)
・S&P500:3,400.97(-64.42)
・為替 ドル円:104.68-104.69(-0.19)
『国内』
・日経平均株価:23,485.80(-8.54円)
・TOPIX:1,617.53(-1.45)
・日経ジャスダック平均株価:3,605.21(+9.58円)
・東証マザーズ指数:1,219.38(+19.83)
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