10月23日(金)東京市場大引け。米大統領選候補者討論会を警戒し小動きに。
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■10月23日 本日の見出し
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米大統領選候補者討論会を警戒も、
波乱なく終了したことで通過後は買い戻しが優勢。
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■本日の相場概況
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『国内』
本日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比42円32銭高の2万3,516円59銭と反発。
前日の米国株市場の上昇を好感して買いが先行したものの、
10時から始まる米大統領候補者討論会で
何らかの波乱が起こることを警戒して
マイナス圏に落ち込む場面も見られました。
討論会通過後は、状況を一変させるような
発言は出てこなかったとの見方から買戻しが入ったものの
様子見ムードは強く、小幅高水準で終了しています。
中小型株には売り圧力が強まり、
日経ジャスダック平均株価、
東証マザーズ指数は続落して終了となっています。
『海外』
23日午前の中国・上海株式相場は小幅反発。
時価総額の大きな金融や石油株に買いが入り、
相場の支えとなっています。
『為替』
23日14時の東京外国為替市場で円相場は1ドル=104円69~70銭近辺と円安に傾倒。
22日に米長期金利が上昇したことで
引き続き日米金利差の拡大を意識した円売りが入っています。
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■来週の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
本日は、米大統領選候補者討論会が警戒され、
前場にかけて中小型株が大きく売られたものの、
バイデン氏が優勢のまま
波乱なく討論会が終了したことで
後場にかけて押し目を拾う動きも見られました。
バイデン氏が当選するのであれば
経済対策への期待からバリュー株が買われやすく、
増税の悪影響を受けやすいハイテク株は売られやすいと見られ
これを織り込んで市場が動いている模様ですが、
安くなった銘柄を買いたい投資家は多い印象ですし、
景気回復を背景として中長期的な株高には
今後も期待が高いと言えるでしょう。
コロナで業績が落ち込んでいる銘柄を
順張りでゆっくり持つのに加えて、
短期目線で新興株の下げを狙っていくのが
勝っていくためのコツになるかと思います。
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■月曜日の予定
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『国内』
9月貿易収支(8:50)
『海外』
中国共産党中央委員会第5回全体会議(5中全会)(~10/29)
独10月Ifo景況感指数(18:00)
米9月新築住宅販売(23:00)
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:28,363.66(+152.84)
・ナスダック:11,506.006(+21.312)
・S&P500:3,453.49(+17.93)
・為替 ドル円:104.70-104.72(+0.16)
『国内』
・日経平均株価:23,516.59(+42.32円)
・TOPIX:1,625.32(+5.53)
・日経ジャスダック平均株価:3,617.79(-3.39円)
・東証マザーズ指数:1,247.71(-11.69)
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