10月21日（水）本日の東京市場は、米国株高を好感して買い先行も上値は追いにくいか。
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■10月21日 本日の見出し
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米国株高を好感して買い先行も、
米大統領選前の不透明感から上値は追いにくいか。
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■本日の日本株概況
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おはようございます。アナリストのKanonです。
前日の米国株市場は、
経済対策への期待感が再度高まったことで
上昇して終了しています。
毎日報道を材料視して行ったりきたりですが、
先行き不透明感から上にも下にも動きにくい
このような展開は11月3日の大統領選まで
続いていくと考えて良いでしょう。
新型コロナの再度の感染拡大への警戒感も根強いですが、
ここのところワクチン開発について
ポジティブなニュースもいくつか出てきており、
先が見えなかったこれまでよりも見通しは明るくなりつつあると言えます。
そうしたなかで、前日に決算を発表した
ネットフリックスは世界の有料加入者数の増加が
市場予想を下振れて、時間外取引で売りが優勢に。
コロナショックからこれまでの相場では、
コロナ禍でも業績好調な銘柄と、
業績が大幅に落ち込んでいる銘柄との2極化が進んでいましたが
今期の決算発表を機に行き過ぎた楽観・悲観を
修正する動きが進んでいく、ということでしょう。
相場全体にはあまり動きがありませんので、
こうした個別企業の業績に着目した売買を
引き続き行っていければと思います。
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■前日の海外概況
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20日の米株式相場でNYダウ平均は、
前日比113ドル37セント高の2万8,308ドル79セントと反発。
民主党のペロシ下院議長が
米景気対策を巡って「交渉は前進している」と
先行きを楽観視した発言を行い、
20日に民主党が設定した交渉期限を迎え、
何らかの合意に至るとの期待から買いが優勢となりました。
また、米バイオ製薬モデルナ社のトップが、
ワクチンの臨床試験で良好な結果が得られれば
米政府が12月に緊急使用を認める可能性があると発表。
経済活動の正常化が一段と進むとの思惑から、
景気敏感株や、旅行・レジャー関連株に買いが優勢となっています。
ハイテク株にも押し目買いが入り、
ナスダック指数も反発して終了しています。
『為替』
20日の東京外国為替市場で円相場は、
1ドル=105円45～55銭近辺と円安に傾倒。
米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大を見込む
円売り・ドル買いが優勢となりました。
『日経平均先物』
20日のシカゴ日経平均先物12月物は前日比90円高の2万3,590円と反発。
米追加経済対策の進展期待から
米国株とともに買い進まれる展開となりました。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ：28,308.79 （+113.37）
・ナスダック：11,516.494 （+37.611）
・S&P500：3,443.12（+16.20）
・為替 ドル円：105.49-105.50（-0.05）
『国内』
・日経平均株価：23,567.04（-104.09円）
・TOPIX：1,625.74（-12.24）
・日経ジャスダック平均株価：3,640.48（+11.65円）
・東証マザーズ指数：1,325.31（+6.63）
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■本日の予定
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『国内』
9月訪日外客数
『海外』
ベージュブック
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■本日決算発表
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ジャフコG、高純度化
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■本日の注目銘柄
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・【2354】YE DIGITAL
デジタル庁関連として注目。
※こちらはアナリスト注目の銘柄で
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