10月16日(金)東京市場大引け。景気の先行きに懸念感が強まり、売り優勢の展開に。
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■10月16日 本日の見出し
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景気の先行きに懸念感が強まり、売り優勢の展開に。
新興市場でも利益を確定する売りが波及。
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■本日の相場概況
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『国内』
本日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比96円60銭安の2万3,410円63銭と続落。
前場では米追加の経済対策への
期待が根強く買いが先行したほか、
今期最高益見通しを前日に発表した
ファーストリテイリングが上昇したことも
相場を押し上げる要因となりました。
しかし、個別株には利益を確定する売りも見られ、
2万3,500円近辺での上値の重さが嫌気されたことで
午後にかけては下げ幅を拡大する展開となりました。
欧州の新型コロナウイルス感染拡大への
警戒感も相場の重荷となっています。
新興市場でも売りが優勢となり、
日経ジャスダック平均株価、
東証マザーズ指数も続落して終了。
『海外』
16日午前の中国・上海株式相場は続落。
7~9月の国内総生産(GDP)など
主要経済統計の発表を前に、
持ち高を調整する動きが優勢となりました。
『為替』
16日14時の東京外国為替市場で円相場は1ドル=105円24~25銭近辺と円安に傾倒。
英国と欧州連合(EU)の通商交渉が難航するとの見方から
英ポンド売り・ドル買いが増え、
対円でもドル買いが波及しています。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのKanonです。今週もお疲れさまでした。
本日は好決算発表を受け4.27%高となった
ファースリテイリングが指数を100円ほど押し上げており、
この影響を除けば日経平均株価も200円程度下落しています。
これまでは日経平均株価が下落する場面でも
底堅い値動きを見せいていた東証マザーズ指数に
売りが波及したことも投資家心理を悪化させる要因に。
引けにかけては押し目買いも散見されましたし、
日銀によるETF買い期待から下げ渋ることも想定されますので、
売り一辺倒ではないと見ていますが、
しばらくは売買が交錯し、乱高下しやすいと見ています。
こうした相場では下げを買って、
反発で売るような短期売買が有効かと見ていますので、
少し推奨方針を工夫していく予定です。
また、新型コロナの影響で収益が落ち込んでいる銘柄については
ここから先が最後の買い場になると見ています。
安値で財務面が健全、収益の戻りに期待のできる銘柄を
仕込んでいただけるように推奨を進めていく予定です。
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■月曜日の予定
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『国内』
9月貿易収支(8:50)
『海外』
中国7-9月期GDP(11:00)
中国9月鉱工業生産(11:00)
中国9月小売売上高(11:00)
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:28,494.20 (-19.80)
・ナスダック:11,713.871 (-54.858)
・S&P500:3,483.34(-5.33)
・為替 ドル円:105.25-105.27(+0.04)
『国内』
・日経平均株価:23,410.63(-96.60円)
・TOPIX:1,617.69(-14.10)
・日経ジャスダック平均株価:3,613.29(-22.71円)
・東証マザーズ指数:1,312.59(-22.12)
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