10月13日（火)東京市場大引け。前日終値を挟んでもみ合い基調に。

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■10月13日　本日の見出し
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前日終値を挟んでもみ合い基調に。
企業決算、大統領選を控え引き続き動きにくい。

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■本日の相場概況
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『国内』

本日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比43円09銭高の2万3,601円78銭と小幅反発。

前日の米ハイテク株高を受けて、
寄り付きでは買いが先行したものの、
買い一巡後は利益を確定する売りに押され、
前日比でマイナス圏で推移する場面も見られました。

米製薬大手ジョンソン・エンド・ジョンソンが
新型コロナウイルスワクチンの臨床試験（治験）を
中断したと発表したことも様子見ムードを強める要因に。

後場にかけては朝方軟調に推移していた
米国株価指数先物が下げ止まったこともあり、
買い戻しが入り、反発で終了しています。

新興市場では高値警戒感から売りが優勢となり、
日経ジャスダック平均株価、
東証マザーズ指数は反落しています。

『海外』
13日午前の中国・上海株式相場は小幅反落。

指数が約1カ月半ぶりの高値圏にあり、
目先の利益確定目的の売りが優勢となりました。

『為替』

13日14時の東京外国為替市場で円相場は1ドル=105円43～44銭近辺と円高に傾倒。

米国の追加の経済対策が依然まとまらず、
米景気の先行きに対する不透明感が意識されていることで
円買いがやや優勢となりました。

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■明日の日本株見通し
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アナリストのKanonです。

米経済対策については、大統領選前に
まとめられ議会を追加する可能性は低いと見られる上に、
バイデン氏当選による株式市場の反応として、
大規模な経済対策を好感してリスクオンに傾くのか
増税を懸念してリスクオフに傾くのか
市場参加者の間でも意見が分かれています。

そうした不透明感を反映するように、
10月の日本株市場は薄商いのなかで
方向感に欠ける展開が続いています。

また、個別株のチャートを見ていても、
短期的なトレンドが逸れている銘柄や、
高値圏で5日移動平均線を下抜いて
頭打ち感がある銘柄などが散見されます。

一般的にテクニカル分析で「売り」と言われているシグナルを
チャートが示している銘柄というのは、
業績が良かったとしても、上昇に転じるまでに
時間がかかってしまうことが多いです。

そのため、今のような相場では、次回の決算発表など
スケジュール面で期待材料の控えている銘柄や
足元であまり目立っていなかった分
需給が悪化していなくて、見直し買いに期待できる銘柄に
集中して投資を行っていければと思います。

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■明日の予定
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『海外』

9月生産者物価指数（21:30）

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■主要指数
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『海外』

・NYダウ：28,837.52　（+250.62）

・ナスダック：11,876.259　（+296.315）

・S&P500：3,534.22（+57.09）

・為替　ドル円：105.38-105.39（-0.17）

『国内』

・日経平均株価：23,601.78（+43.09円）

・TOPIX：1,649.10（+5.75）

・日経ジャスダック平均株価：3,648.90（-4.51円）

・東証マザーズ指数：1,347.08（-4.14）

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