10月8日（木)東京市場大引け。米国株高への期待感から上げ幅を拡大。
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■10月8日 本日の見出し
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米副大統領候補テレビ討論会ではバイデン氏優勢が鮮明に。
米国株高への期待感から日本株市場も上げ幅拡大。
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■本日の相場概況
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『国内』
本日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比224円25銭高の2万3,647円07銭と続伸。
2月14日以来、約8カ月ぶりの高値水準で終了しています。
寄り付きでは、前日の米国株高を受けて
幅広い銘柄に買いが先行する展開となりました。
また、前場中に米国で行われました
副大統領候補によるテレビ討論会では、
ハリス上院議員（民主党候補）が
医療問題や経済、気候変動から外交に至るまで
幅広い分野でトランプ政権を批判。
米CNNの調査では、ハリス氏の方が
勝利者であったとの回答が59%となり、
バイデン氏優位がより確かとなったことで
大統領選への不透明感が後退し、
米国株価指数先物が上げ幅を拡大。
ハリス氏がテレビ討論会で、
米国の製造業が米中貿易摩擦によって
大きな打撃を受けたと非難したことから
バイデン氏が大統領になることで
米中摩擦が緩和されるのではないかとの
思惑が浮上したこともあり、
日本株市場も一段高となりました。
成長が期待されている銘柄への買いが続き、
日経ジャスダック平均株価、
東証マザーズ指数も続伸しています。
『海外』
8日午前の香港株式市場でハンセン指数は反落。
朝方は前日の米株高を手がかりに買いが先行したものの
足元で上昇基調が続いていたため
ひとまずの利益確定売りが優勢となっています。
『為替』
8日14時の東京外国為替市場で円相場は1ドル=105円96～97銭近辺と円安に傾倒。
株高を好感してリスクオフ通貨である
円には売りが優勢となりましたが、
午後は新規の売買材料が乏しく、
積極的に持ち高を傾ける動きは限定的です。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
本日の日本株市場は米国株高を好感して
堅調な展開となりましたが、
明日は週末を控えて利益を確定する
売りも出やすいと見ています。
これから各企業の決算発表も控えますので、
銘柄選別や売買タイミングが
より重要になってくるでしょう。
高値圏で上値が重くなってしまった銘柄などは
一旦利益を確定して回転させるなど
柔軟な売買判断を行っていければと思います。
来年に向けての日本経済は、
新型コロナからの立ち直り局面として
引き続きの株高基調に期待ができますので、
コツコツと前向きに取り組んでいきましょう。
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■明日の予定
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『国内』
オプションSQ
8月家計調査（8:30）
8月毎月勤労統計調査（8:30）
『海外』
ノーベル平和賞発表
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ：28,303.46 （+530.70）
・ナスダック：11,364.599 （+209.995）
・S&P500：3,419.45（+58.50）
・為替 ドル円：106.00-106.02（+0.14）
『国内』
・日経平均株価：23,647.07（+224.25円）
・TOPIX：1,655.47（+9.00）
・日経ジャスダック平均株価：3,633.69（+4.40円）
・東証マザーズ指数：1,319.84（+26.68）
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