10月5日（月)東京市場大引け。トランプ米大統領の病状回復を好感し買い先行。
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■10月5日 本日の見出し
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トランプ米大統領の病状回復を好感した買いが先行。
一巡後は、欧米での新型コロナ感染再拡大も意識し、伸び悩む展開に。
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■本日の相場概況
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『国内』
本日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比282円24銭高の2万3,312円14銭と反発。
新型コロナウイルスに感染して
入院中のトランプ米大統領が「5日にも退院する」と伝わったことで
投資家心理が改善し、買い戻しが優勢となりました。
新型コロナの感染再拡大により米NY市が4日、
市の一部で店舗の営業停止や学校閉鎖を
実施すると表明しましたが、相場への影響は限定的です。
日経平均株価や米国株価指数が反発したことが
投資家心理に安心感を生み、日経ジャスダック平均株価、
東証マザーズ指数も反発しています。
『海外』
休場明け5日午前の香港株式市場でハンセン指数は続伸。
米国の追加の景気対策がまとまるとの期待感や、
トランプ米大統領が5日にも退院する可能性があったことで
香港市場でも投資家心理が強気に傾いています。
『為替』
5日14時の東京外国為替市場で円相場は1ドル=105円56～57銭近辺と円安に傾倒。
トランプ米大統領の退院の可能性が報じられたことで
リスクオフ通貨とされる円には売りが優勢になったものの
日本時間今晩には9月の米ISM非製造業景況感指数の発表を控え
円売り一巡後は膠着感が強まっています。
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■明日の日本株見通し
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Kanonです。
トランプ米大統領の病状が回復傾向にあるとして
米国株価指数が上昇した流れを受け
本日の日本株市場は大幅に反発。
しかし、米大統領選に向けた不透明感が継続しているほか
欧米での新型コロナの感染再拡大も懸念され
上値では戻り売りが出て伸び悩む場面も見られました。
本日の値上がりはトランプ米大統領の病状悪化を懸念して、
空売りが入っていた分の買戻しにとどまった印象も受けます。
大統領選までは好悪材料が入り混じり
指数はレンジ内での値動きになりやすいでしょう。
また、新型コロナの感染拡大を受けた巣ごもり関連の物色、
景気浮揚策を好感した「Go to」関連の物色、
デジタル庁など新政権に期待しての物色などが
それぞれ一巡しつつある印象も。
国内企業の決算発表が少しずつ出てきていますから
今後は各企業の決算発表を待ちながら
コロナ禍で業績が良くなった銘柄については
市場の期待する収益を引き続き維持しているか、
コロナ禍で業績が落ち込んでいる銘柄については
回復の兆しが見られるのかが見極められながら
企業業績に沿った株価へ値を寄せるような
展開になりやすいと見ています。
高値掴みに気を付けること、
業績に対する期待が高まっている銘柄の
決算発表持ち越しはリスクヘッジを行うか
なるべく避けることなどを心がけながらも、
業績に対して割安な銘柄を中心に
取り組みを進められればと思います。
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■明日の予定
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『国内』
30年国債入札
『海外』
ノーベル物理学賞発表
米8月貿易収支（21:30）
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ：27,682.81 （-134.09）
・ナスダック：11,075.016 （-251.491）
・S&P500：3,348.44（-32.36）
・為替 ドル円：105.57-105.58（+0.40）
『国内』
・日経平均株価：23,312.14（+282.24円）
・TOPIX：1,637.25（+28.03）
・日経ジャスダック平均株価：3,604.09（+32.61円）
・東証マザーズ指数：1,253.70（+32.01）
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