10月2日（金)東京市場大引け。トランプ米大統領、新型コロナ陽性で売りが波及。

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■10月2日　本日の見出し
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トランプ米大統領、新型コロナ陽性で売りが波及。
2万3,000円割れの水準では押し目買いも。

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■本日の相場概況
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『国内』

本日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比155円22銭安の2万3,029円90銭と下落。

前日の米国株価指数の上昇や、
日経平均先物が安定して推移していたことを好感し、
寄り付きでは買いが先行する展開となりました。

しかし、トランプ米大統領が午後に
ツイッターで新型コロナウイルスに感染したと明らかにしたことで、
米政治の先行き不透明感が広がり、米国株価指数先物が下落。

日本株市場にもリスク回避の売りが波及しています。

投資家心理もリスクオフに傾き、
日経ジャスダック平均株価、東証マザーズ指数も下落しています。

『海外』

2日は中国（上海、深セン）と香港、韓国、台湾、インドが休場です。

取引再開は香港、韓国、台湾、インドが5日、中国は9日の予定です。

『為替』

2日14時の東京外国為替市場で円相場は1ドル=105円30銭近辺と円高に傾倒。

トランプ米大統領の新型コロナ感染報道を受けて、
リスクオフの円買いが優勢となっています。

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■来週の日本株見通し
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Kanonです。今週もお疲れさまでした。

東証のシステム障害による取引停止、
トランプ米大統領の新型コロナ陽性と
今月に入ってからまだ2日しか経過していないのに
大変な相場が続いていますね。

個別株のチャートを見ても
高値圏や安値圏で乱高下してしまっていて
トレンドが掴みにくい銘柄が多いです。

売り買いが交錯していますので、
相場全体が再度上昇に向かうには
ある程度日柄調整が必要と言えるでしょう。

とはいえ、日本市場は
大きく下落すれば日銀によるETF買いが入るほか、
速度は緩慢ではあるものの中長期で見れば
現在は景気の回復局面と見られますので、
下げ幅は限定的になりやすいと見ています。

過度に懸念しすぎず、ゆっくり安いところを
狙って銘柄を仕込む形での取り組みを進めたいです。

外部要因に左右されにくい銘柄については
個別で動いてくる期待もできるでしょう。

また、国内では徐々に個別企業の決算発表が始まってきます。

コロナ禍での見通しを保守的に見積もっているような企業は
決算発表により見直し買いが入る期待もできますから
そうした企業を中心に狙い撃ちしていければと思います。

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■月曜日の予定
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『海外』

ノーベル医学生理学賞発表
米9月ISM非製造業指数（23:00）

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■主要指数
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『海外』

・NYダウ：27,816.90　（+35.20）

・ナスダック：11,326.507　（+159.000）

・S&P500：3,380.80（+17.80）

・為替　ドル円：105.17-105.19（-0.36）

『国内』

・日経平均株価：23,029.90（-155.22円）

・TOPIX：1,609.22（-16.27）

・日経ジャスダック平均株価：3,571.48（-45.51円）

・東証マザーズ指数：1,221.69（-4.89）

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