9月30日(水)東京市場大引け。「バイデン氏優勢」との見方から下げ幅を拡大。
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■9月30日 本日の見出し
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売り一巡後に下げ渋る場面も見られたものの
「バイデン氏優勢」との見方から下げ幅を拡大。
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■本日の相場概況
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『国内』
30日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比353円98銭安の2万3,185円12銭と大幅反落。
前日の米国株市場の反落を受けて
朝方から売りが先行する展開となりました。
売り一巡後は下げ渋って推移したものの、
大統領候補によるテレビ討論会の通過後の
お昼休み中に米国株価指数先物に売りが波及。
日本株も下げ幅を拡大して終了しています。
テレビ討論会通過後に
バイデン氏が優勢であるとの見方が広がり
米国株安が懸念されたことが売り材料に。
投資家心理の悪化につながったことで
ジャスダック平均株価、マザーズ指数も下落しています。
『海外』
30日午前の中国・上海株式相場は続伸。
中国の経済指標が良好な結果となり、
中国景気の回復観測が強まっています。
『為替』
30日14時の東京外国為替市場で円相場は1ドル=105円49~50銭近辺と円高に傾倒。
日経平均株価の下落につられる形で
下げ幅を拡大する展開となりました。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
米大統領選につきましては、
バイデン氏が優勢と見られていること自体よりも
バイデン氏が当選した場合にトランプ氏が異論を唱え
政治的な空白期間が生まれることが懸念されています。
そうしたなかで、現在米国では
ペロシ下院議長とムニューシン財務長官が
民主党が作成した2兆2,000億ドル規模の
経済対策を巡っての協議を進めています。
今週中に成立しなければ、
選挙前の合意、対策実施は難しいと見られ、
経済対策が打たれないまま政局が混乱する可能性が
経済にとってネガティブといくことですね。
また、新型コロナの再流行も懸念されており
経済対策の遅れと重なった場合には
株式市場が一旦調整を挟む可能性も見ておく必要があるでしょう。
しかし、相場の下落は、春から現在までの上昇相場で
買い逃した銘柄を拾うチャンスにもなると見ています。
大統領選通過後の政治的な混乱の収束や
新型コロナの収束による株高局面に向けて
より良い銘柄を仕込んでいただけるように
選定を行っていきたいと思います。
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■明日の予定
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『国内』
9月日銀短観(8:50)
9月新車販売台数(14:00)
9月軽自動車新車販売台数(14:00)
GoToトラベルに東京都を追加予定
10年国債入札
『海外』
ユーロ圏8月失業率
米8月個人所得・個人消費支出(21:30)
米9月ISM製造業景気指数(23:00)
休場:中国(~10/8)、香港
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:27,452.66 (-131.40)
・ナスダック:11,085.248 (-32.277)
・S&P500:3,335.47(-16.13)
・為替 ドル円:105.43-105.44(-0.12)
『国内』
・日経平均株価:23,185.12(-353.98円)
・TOPIX:1,625.49(-32.61)
・日経ジャスダック平均株価:3,616.99(-3.23円)
・東証マザーズ指数:1,226.58(-0.51)
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