9月29日(火)東京市場大引け。配当落ちを加味すると終日プラス圏での堅調な展開に。
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■9月29日 本日の見出し
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配当落ちを加味すると終日プラス圏での堅調な展開に。
配当再投資目的の買いや日銀ETF買いの思惑なども支え。
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■本日の相場概況
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『国内』
29日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比27円48銭高の2万3,539円10銭と続伸。
本日の配当落ち分は150円前後であると見られますが、
これを加味すると終日前日比でプラス圏での底堅い推移となりました。
午後にかけては配当再投資を目的とする先物買い観測があったほか
日銀によるETF買いの可能性も意識され上げ幅を拡大して終了しています。
EC関連などコロナ禍でも業績堅調であることが
好感されている銘柄の一部に買いが入り
ジャスダック平均株価、マザーズ指数も上昇しています。
『海外』
29日午前の中国・上海株式相場は反発。
前日の欧米株やこの日の香港株など
海外株式相場の上昇を受け、
中国市場でも投資家心理が改善しています。
『為替』
29日14時の東京外国為替市場で円相場は1ドル=105円57銭近辺と円安に傾倒。
日経平均株価が午後に入り上昇に転じたことで
「低リスク通貨」とされる円には売りが優勢となりました。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
本日の日本株市場は、配当再投資を目的とした買いが入り、
需給面が良化したことも背景として堅調な展開となりました。
新型コロナウイルスへの懸念は根強いものの、
米国では経済対策、国内では新政権への期待感も高まっており、
投資家の買い意欲の強さが感じられます。
ここからはコロナ禍で広まった新しい生活スタイルや
企業が得たノウハウを生かして、
来年に向けて前に進んでいくような時期となりそうですね!
今夜には第1回テレビ討論会を控えます
大統領選については市場が乱高下する
要因となる可能性は勿論ありますが、
一時は懸念したナスダック市場への売りも落ち着き
需給面も改善してきているため、何らかの報道により、
相場が下落しても一時的になると見ています。
引き続き落ち着いた取り組みを進めていければと思います。
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■明日の予定
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『国内』
8月鉱工業生産(8:50)
8月商業動態統計(8:50)
8月住宅着工統計(14:00)
『海外』
中国9月製造業PMI(10:00)
中国9月非製造業PMI(10:00)
中国9月財新製造業 PMI(10:45)
米9月ADP全米雇用リポート(21:15)
米4-6月期GDP確定値(21:30)
米8月NAR仮契約住宅販売指数(23:00)
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:27,584.06 (+410.10)
・ナスダック:11,117.525 (+203.963)
・S&P500: 3,351.60(+53.14)
・為替 ドル円:105.61-105.62(+0.27)
『国内』
・日経平均株価:23,539.10(+307.00円)
・TOPIX:1,658.10(-3.83)
・日経ジャスダック平均株価:3,620.22(+18.73円)
・東証マザーズ指数:1,227.28(+40.12)
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