9月4日(金)東京市場大引け。大きく売りが先行したものの押し目買いも見られる。
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■9月4日 本日の見出し
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前日の米国株市場の下落を受け売り先行。
押し目買いも見られ下値は堅い展開に。
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■本日の相場概況
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『国内』
4日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比260円10銭安の2万3,205円43銭と反落。
前日の米国株市場の大幅下落を受けて
半導体関連や、ハイテク株を中心に
大きく売りが先行する展開となりました。
ただ、トヨタなどのバリュー株が堅調に推移したほか、
下値では押し目買いも見られ下げ渋って終了しています。
新興市場でもこれまで買われてきた銘柄を中心に売りが出て、
日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数も下落して終了。
『海外』
4日午前の中国・上海株式相場は続落。
前日の米株急落を受けてアジアの主要株式相場が下落し、
中国本土市場でも上昇が目立っていた消費関連を中心に、
利益を確定する目的の売りが優勢となりました。
『為替』
4日14時の東京外国為替市場で円相場は1ドル=106円12~13銭と円高に傾倒。
米国株、日経平均株価の下落を受けて
低リスク通貨とされる円には買いが優勢となりました。
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■来週の日本株見通し
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アナリストのKanonです。今週もお疲れ様でした。
日本時間の本日21時半には、
8月分の米雇用統計発表を控えます。
また、7日(月)の米株式市場が
レーバーデーの祝日で休場となる見通しですので、
週明けの日本株市場は、薄商いのなかで
雇用統計後の米国株市場の価格帯に
鞘寄せるような動きとなるでしょう。
統計の内容が良ければ、
本日相対的に底堅い値動きを見せていた
バリュー株などの物色がより活発に
行われる展開も想定されます。
レーバーデーを通過しますと、
海外の機関投資家が本格的に市場に戻ってきます。
先日、ウォーレン・バフェットの率いる
米バークシャーが日本の5大商社株を
買っていたことも話題になりましたが、
世界的にお金が余っていて、
ハイテク株の上昇に一服感が出ていることから
割安感が強く、現金保有比率も高い日本企業が
機関投資家によって買われる期待もできるでしょう。
11(金)にはメジャーSQも控えており、
ある程度の乱高下は想定されるものの、
下値の堅い相場が続く期待は高いと見ています。
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■月曜日の予定
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『国内』
7月景気動向指数(14:00)
『海外』
中国8月貿易収支
休場:米国(レーバーデー)
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:28,292.73 (-807.77)
・ナスダック:11,458.101 (-598.342)
・S&P500:3,455.06(-125.78)
・為替 ドル円:106.10-106.12(-0.11)
『国内』
・日経平均株価:23,205.43(+260.10円)
・TOPIX:1,616.60(-14.64)
・日経ジャスダック平均株価:3,530.10(-20.33)
・東証マザーズ指数:1,139.90(-30.57)
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