8月31日(月)東京市場大引け。菅官房長官の出馬報道が好感され上げ幅を拡大。
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■8月31日 本日の見出し
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菅官房長官の出馬報道が好感され上げ幅を拡大。
バークシャーの5大商社株取得も追い風に。
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■本日の相場概況
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『国内』
31日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比257円11銭高の2万3,139円76銭と反発。
前週末の米国株価指数の上昇が好感され、
景気敏感株に買いが油性となりました。
菅官房長官が自民党総裁選に
出馬する意向だと伝わったことも、
安倍政権の政策が維持されるとの安心感を生んでいます。
ウォーレン・バフェット氏が率いる
バークシャー・ハザウェイが5大商社株を
それぞれ5%超取得したと伝わったことも追い風となりました。
新興市場でも買戻しが進み、
日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数も反発しています。
『海外』
31日午前の中国・上海株式相場は続伸。
中国企業の決算発表が一巡し、
企業業績の底堅さを好感した買いが優勢となりました。
『為替』
31日14時の東京外国為替市場で円相場は1ドル=105円66~67銭と円高に傾倒。
日本時間午後の取引で米長期金利が上昇し、
日米金利差拡大を意識した円売りが優勢となりました。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
本日の日経平均株価は大きく反発。
菅官房長官が安倍首相の後任として
有力視されていることが好感された模様ですが、
まだ不確実な要素も残ります。
石破氏が首相になれば地方重視の政策により
生産性の低下が懸念されますし、
岸田氏は財政健全化を訴えた経緯もあるため
過度な楽観は禁物でしょう。
日経平均株価は本日の高値2万3,300円近辺が
一旦の上値目途となる可能性があるとして、
レンジでの推移を想定しながら
きちんと安いところを拾えるように
取り組みを進められればと思います。
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■明日の予定
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『国内』
7月失業率(8:30)
7月有効求人倍率(8:30)
4-6月期法人企業統計(8:50)
8月新車販売台数(14:00)
8月軽自動車販売台数(14:00)
10年国債入札
『海外』
ユーロ圏7月失業率(18:00)
米8月ISM製造業景気指数(23:00)
米7月建設支出(23:00)
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:28,653.87 (+161.60)
・ナスダック:11,695.633 (+70.296)
・S&P500:3,508.01(+23.46)
・為替 ドル円:105.64-105.65(-0.42)
『国内』
・日経平均株価:23,139.76(+257.11円)
・TOPIX:1,618.18(+13.31)
・日経ジャスダック平均株価:3,531.94(+53.75)
・東証マザーズ指数:1,121.64(+40.07)
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