8月17日(月)東京市場大引け。米中対立懸念が上値の重しになるも下値は限定的に。
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■8月17日 本日の見出し
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米中対立懸念が上値の重しになるも、
根強いワクチン開発期待から下値は限定的に。
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■本日の相場概況
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『国内』
17日の東京株式市場で日経平均株価は
前週末比192円61銭安の2万3,096円75銭と反落。
15日に予定されていた米中両政府の
閣僚級貿易協議が延期となるなど
米中対立への懸念感が相場の重荷となりました。
2020年4~6月期の実質国内総生産(GDP)が
戦後最悪となったことも景気の先行き懸念感を高めています。
時価総額の大きい銘柄に利益を確定する売りが優勢となり
日経ジャスダックは反落も、東証マザーズ指数は続伸して終了。
『海外』
17日午前の中国・上海株式相場は大幅続伸。
相場の先行きに強気の見方を示す証券会社のリポートが前週末に相次ぎ、
投資家が運用リスクの選好姿勢を強めています。
『為替』
17日14時の東京外国為替市場で円相場は1ドル=106円59~60銭と円高に傾倒。
米長期金利の上昇一服や米中対立の不透明感を意識した
円買いが優勢になりました。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのkanonです。
前週末に大幅高となったことで達成感もあり、
日経平均株価はしばらくは2万3,000円台での
調整局面が必要となりそうです。
とはいえ、新型コロナウイルスに関しては
ワクチン開発期待などが根強く
過度の懸念感が後退しつつあります。
また、米中の対立激化懸念についても、
米大統領選通過までは世界経済に悪影響を与えるような
材料は出てきにくいと見ています。
セクター別では、グロース株への物色が一巡し、
バリュー株が底堅くなってきている面がありますので
バリュー、グロースの両軸で
ポートフォリオを組んでいくのがいいでしょう。
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■明日の予定
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『国内』
30年国債入札
『海外』
米7月住宅着工件数(21:30)
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:27,931.02 (+34.30)
・ナスダック:11,019.301 (-23.203)
・S&P500:3,372.85(-0.58)
・為替 ドル円:106.53-106.54(-0.22)
『国内』
・日経平均株価:23,096.75(-192.61円)
・TOPIX:1,609.82(-13.56)
・日経ジャスダック平均株価:3,456.70(-8.51)
・東証マザーズ指数:1,051.08(+1.18)
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