7月31日(金)東京市場大引け。国内感染者数増加が投資家心理の重荷に。
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■7月31日 本日の見出し
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国内感染者数増加が投資家心理の重荷に。
企業決算の内容も嫌気される。
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■本日の相場概況
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『国内』
31日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比629円23銭安の2万1,710円00銭と大幅続落。
昨夜のNYダウ平均が下落したことで
寄り付きから売り優勢の展開となりました。
また、これまで半導体関連として期待されていた
アドバンテストが決算内容を嫌気され、大幅安に。
為替の円高傾倒も嫌気されたほか、
東京都の感染者数が400人を超えたとの報道も
投資家心理を悪化させています。
新興市場でも売りが優勢となり、
日経ジャスダック平均株価、東証マザーズ指数も下落して終了。
『海外』
31日午前の上海株式市場で上海総合指数は続落。
相場全体を動かすような新規の取引材料が乏しいなか、
週末もあって持ち高調整の売りが優勢となりました。
『為替』
31日の東京外国為替市場でドル円相場は、
1ドル=104円30~31銭近辺と円高に傾倒。
「都内の新型コロナウイルス感染者が400人以上」と伝わり、
リスク回避の円買いが見られています。
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■来週の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
本日は厳しい相場展開となりました。
低調な企業の決算の発表が続いたことに加えて
国内感染者数の増加が、
投資家心理を悪化させた模様です。
ただ、本日の日経平均株価は2万0,700円近辺まで
一気に下落してくれています。
NYダウ先物の下げ幅が現時点で
現物比で61ドルと限定的なところを見ると、
週末のNYダウが下げ渋り、
週明けから日本株も反発してくる期待は高いでしょう。
為替が円高方向に傾倒しているため
相対的に日本株は弱い展開になっているのですが、
米国株がトレンドを崩さない限りは
下値は買い目線で売買を行っていくべきです。
企業決算については第2波の到来で、
4-6月期のような厳しい状況が半年・1年続くという推定のもと
売買がなされている印象ですので、
行き過ぎた悲観はいずれ修正されると見ています。
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■月曜日の予定
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『国内』
7月新車販売台数(14:00)
7月軽自動車販売台数(14:00)
『海外』
米7月ISM製造業景気指数(23:00)
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:26,313.65 (-225.92)
・ナスダック:10,587.813 (+44.870)
・S&P500:3,246.22(-12.22)
・為替 ドル円:104.37-104.38(-0.69)
『国内』
・日経平均株価:21,710.00(-628.23円)
・TOPIX:1,496.06(-43.41)
・日経ジャスダック平均株価:3,365.07(-53.24)
・東証マザーズ指数:958.23(-13.76)
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