7月15日（水)本日の東京市場は、米国株高とワクチン開発期待から堅調な展開に。
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■7月15日 本日の見出し
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米国株高とワクチン開発期待から堅調な展開に。
決算発表を受けて持ち高整理の売買も見られる。
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■本日の日本株概況
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おはようございます、アナリストのkanonです。
昨夜の米国株市場では、大手銀行の決算が発表されました。
シティグループやJPモルガンチェースの決算では、
コロナショック後の株式市場の上昇などを背景にして
純営業収益が市場予想を上回ったものの、
貸倒引当金が市場予想を上回っており
貸出先の個人や企業の信用力が
大きく悪化していることが伺えます。
銀行株の決算発表を見る限りは、
景気の中長期的な低迷が意識されます。
一方で、米国株市場が引けた後に、
米モデルナ社が新型コロナウイルスの初期段階の安全性試験で、
被験者全員が抗体を獲得したと発表。
抗体の産生はワクチンの有効性を証明するものではないですし、
ワクチンが開発されても、世界に行き渡るまでには
時間がかかってしまうと見られるため
それを乗り越えられる会社、という視点での選別は必要ですが、
積極的に株に投資をしていくべき局面でしょう。
本日は米国株高とワクチン開発期待から
日本株市場も堅調な展開となりそうです。
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■前日の海外概況
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『ダウ工業株30種平均』
14日の米株式市場でダウ工業株30種平均は、
前日比556ドル79セント高の2万6,642ドル59セントと続伸。
決算発表前にハイテク株を売る動きも見られましたが
これまで出遅れていた景気敏感株に買いが入りました。
また、FRBのブレイナード理事が、
FRBは、大規模な資産購入を「持続的に継続させるべきだ」と
述べたと伝わったことも好感されています。
エヌビディアなど半導体株の一角が買われたことで
ナスダック総合株価指数は反発しています。
『為替』
14日のNY外国為替市場で円相場は、1ドル=107円20銭～30銭と円高に傾倒。
米政権が13日に南シナ海での海洋権益に対する中立的な立場を転換し、
中国の海洋進出を認めない姿勢を打ち出したことで、
米中対立の懸念が強まり、円買いが優勢となりました。
『日経平均先物』
13日のシカゴ日経平均先物9月物は前週末比60円安の2万2,540円と小幅反落。
新型コロナウイルスのワクチン開発への期待から買いが先行したものの、
カリフォルニア州のレストラン再閉鎖を受けて、売りに押されて終了しています。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ：26,642.59 （+556.79）
・ナスダック： 10,488.577 （+97.734）
・S&P500：3,197.52（+42.30）
・為替 ドル円：107.25-107.26（-0.01）
『国内』
・日経平均株価：22,587.01（-197.73円）
・TOPIX：1,565.15（-7.87）
・日経ジャスダック平均株価：3,413.57（+12.14）
・東証マザーズ指数：997.41（-15.94）
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■本日の予定
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『国内』
黒田日銀総裁会見
日銀が経済・物価情勢の展望を公表
6月首都圏マンション発売（13:00）
6月訪日外客数
『海外』
米7月ニューヨーク連銀製造業景気指数（21:30）
米6月鉱工業生産（22:15）
ベージュブック
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■本日決算発表
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マネフォワ－ド、ベイカレント、不二越、TKP、北の達人、サーバーワクス、
メディアドゥ、日本国土、サムティ、RPA、日置電、ベクトル、松屋、テラスカイ、
大庄、ヨシムラフード、バロック、バリュエンスH、ミツバ、グッドパチ、
トウキョベース、アクトコール、串カツ田中、ナカノフドー、DDHD、ウォンテッドリ、
日フイルコン、ノダ、GameWith、エムビーエス、AHCG、U＆C、エディア
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■本日の注目銘柄
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・【3645】メディカルネット
21年5月期の連結経常利益は
前期比50.5％増の1億5,500万円にＶ字回復する見通し。
※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。
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