7月1日(水)東京市場大引け。再度の緊急事態宣言の可能性が意識され軟調な展開に。
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■7月1日 本日の見出し
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前日の米国株上昇を受けて買いが先行も、
再度の緊急事態宣言の可能性が意識され軟調な展開に。
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■本日の相場概況
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『国内』
1日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比166円41銭高の2万2,121円73銭と反落。
前日の米国株市場で主要3指数が続伸したことや
為替が円安方向に動いたことから買いが先行も、
上値を追うには材料不足感が強く、
前場は前日終値を挟んで小動きとなりました。
お昼休み中には、菅官房長官が、東京都を中心に
新型コロナウイルスの感染拡大が見られることについて、
最悪の場合は再び緊急事態宣言を出す可能性もあるとの
考えを示したことが伝わり、
後場は下げ幅を拡大する展開となっています。
新興市場でも投資家心理が弱気に傾き
日経ジャスダック平均株価、
東証マザーズ指数は下落しています。
『海外』
1日午前の上海株式市場で上海総合指数は続伸。
取引開始後に発表された
6月の財新中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が前月から上昇し、
6カ月ぶりの高い水準となったことで、投資家心理が強気に傾いています。
『為替』
1日の東京外国為替市場でドル円相場は、
1ドル=107円64~65銭と円高に傾倒。
日経平均株価が下げ幅を拡大したことで
「低リスク通貨」とされる円には買いが優勢となりました。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
本日は軟調な相場展開となりました。
日経平均株価を見ると2万2,000円近辺での買戻し意欲は強いのですが、
明日は日本時間の夜に米雇用統計の発表を控えていることから、
様子見ムードも強まりやすく、上値の重い展開が継続しそうです。
また、新興市場については、これまで活況だった
マザーズの指数が25日移動平均線を割り込んでおりますので
バイオ関連などこれまで人気化によって
高PER水準まで買われていた銘柄については
調整局面を迎えやすいでしょう。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:25,812.88 (+217.08)
・ナスダック:10,058.766 (+184.613)
・S&P500:3,100.29(+47.05)
・為替 ドル円:107.67-107.68(-0.05)
『国内』
・日経平均株価:22,121.73(-166.41円)
・TOPIX:1,558.77(-20.16)
・日経ジャスダック平均株価:3,416.00(-26.90)
・東証マザーズ指数:997.90(-14.21)
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