7月1日(水)本日の東京市場は、米中関係の悪化懸念から上値の重い展開に。
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■7月1日 本日の見出し
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昨夜の米国株はハイテク株などを中心に買い優勢も、
米中関係の悪化懸念から上値の重い展開に。
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■本日の日本株概況
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おはようございます、アナリストのkanonです。
前日の米国株は続伸して終了。
アメリカでは新型コロナ感染拡大第2波の話題が出てきていますが
政府による景気下支え策への期待もあり、底堅い展開となっています。
一方で、今朝にはアメリカの通信当局が、
中国の通信機器大手「ファーウェイ」と「ZTE」の通信機器を
国内の通信ネットワークから完全に排除すると発表。
米中関係の不透明感が意識されておりますので、
本日の日本株は上値の重い展開になりやすいと見ています。
高いところでは買いに入らない、
買いタイミングを分けるなどのリスクヘッジが出来ればと思います。
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■前日の海外概況
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『ダウ工業株30種平均』
29日の米株式市場でダウ工業株30種平均は
前日比217ドル08セント高の2万5,812ドル88セントと続伸。
米経済の回復を示唆する経済統計が発表されたことに加え、
業績期待の高まった半導体など大型ハイテク株に買いが入り、
堅調な展開となりました。
パウエルFRB議長が午後の議会証言で
米経済の再開や消費と雇用の回復が想定よりも早かったと発言したことも
投資家心理の支えになっています。
決算発表が市場予想を上回ったマイクロン・テクノロジーなどの
半導体関連に買いが優勢で、ナスダック総合株価指数も続伸しています。
『為替』
29日のNY外国為替市場で円相場は、1ドル=107円90銭~108円00銭と円安に傾倒。
米長期金利が上昇したことで、
日米金利差拡大の思惑から円売りが優勢となりました。
『日経平均先物』
29日のシカゴ日経平均先物9月物は前日比50円安の2万2,285円と小幅反落。
中国政府が30日に、香港で統制を強める「香港国家安全維持法案」を可決し、
米中関係の悪化が警戒されていますが、
その後、米国株価指数が上昇に転じたこともあり下げ幅は限定的です。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:25,812.88 (+217.08)
・ナスダック:10,058.766 (+184.613)
・S&P500:3,100.29(+47.05)
・為替 ドル円:107.95-107.96(+0.23)
『国内』
・日経平均株価:22,288.14(+293.10円)
・TOPIX:1,558.77(+9.55)
・日経ジャスダック平均株価:3,442.90(+6.66)
・東証マザーズ指数:1,012.11(-6.50)
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■本日の予定
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『国内』
6月日銀短観(8:50)
6月新車販売台数(14:00)
6月軽自動車販売台数(14:00)
『海外』
中国6月財新製造業PMI(10:45)
米6月全米雇用リポート(21:15)
米5月建設支出(23:00)
米6月ISM製造業景気指数(23:00)
FOMC議事録(6/9~6/10開催分)
休場:香港
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■本日の注目銘柄
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・【5817】JMACS
電線中堅で、計装・制御用主力で警報用に強み
※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。
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