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投資をしない勇気 ~不労所得を夢見た敗残兵~

こんにちわ。

日本投資機構株式会社コンテンツ「株式2.0」アナリストの

Kanonです。

先日までの記事は見ていただけましたでしょうか?

もしよろしければこちらから見て頂けると順序よく進んでいけるかと思います。


 


【第2章:実戦投資編】
1.お金が増え続ける錬金ロジック
2.ザクザク稼ぐ

 

 

 


今回は実践投資とは少し逸れたお話になりますが、実践を行っていくにあたって再度投資というものに対する向き合い方を自身で見直して頂く為に、実践心得として書かせていただきます。

非常にお客様から多い相談内容でもあります。

経験豊富な投資家も

経験未熟な新米投資家も


立ち止まってみることが大事な教訓となります。

ちなみに私は今でも立ち止まり過ぎて、置いていかれることがよくあります・・・。(笑)


 

不労所得

 

不労所得と聞いてまず連想されるのはなんでしょうか?

そう


株式投資にFX投資、

そして不動産投資ではないでしょうか?

職業としてではなく

自身の資産と時間を使ってお金を稼ぐ方法。

お金は働いた対価として得られる報酬であると


子供でも知っています

私は子供のころ

お小遣いは

皿洗いやお掃除をお手伝いした報酬としてもらっていました。

家じゅうのお部屋の掃除機かけをしたら50円。

お風呂掃除で10円。

お買い物をしてきたら20円。

といったような成果報酬だった記憶がしっかり残っています。

何かをして得る報酬

それが私にとってのお金を貰うイメージでした。

それは大人になっても変わりません。

お小遣いはお給料と名前を変えて

会社のために働いた結果いただける報酬。

私は今「日本投資機構株式会社」という投資に関わる会社で

投資助言サービスを行うための

投資助言者、投資分析者としてお仕事をしています。

不労所得の代名詞である


投資が私の労所得であり不労所得でもあります。

 

 

■「株は高齢者の道楽」は過去の遺物

 


 

株式投資は高齢者が行うイメージがまだまだ日本にはありますよね。

若くして投資をしている事を伝えると


「え?株?」

と驚かれることが多くあります。

これは日本の金融リテラシーの低さが生んだ結果です。

諸外国では10代、20代から投資を行うのは常識です。

かの有名な投資家ウォーレンバフェット氏もそうですし

日本のテレビ番組でも活躍している

ボビーオロゴン氏も有名な投資家です。

ボビーさんは幼いころから投資に興味をもっていました。

お金を稼ぐには投資が必要であることを、あることから学びます。

ナイジェリアで生まれ育ったボビー氏は

お金を生み出すために

ハムスターを買いました。

ハムスターの繁殖能力はご存知かと思いますが

生まれた赤ちゃんハムスターを売りました。

これを繰り返し、貯まったお金で今度は

にわとりを買いました。

にわとりの卵を羽化させて「ひよこ」を売りました。

貯まったお金で今後はうさぎを買いました。

こうして少しづつ商品価値をあげていき

最終的には
ヤギを買うまでになったのです。

この時彼は


6歳でした。

6歳の時から

需要と供給が成立すればお金を増やしていけることを自身で学んでいたのです。

私が6歳のころは

そんなこと考えたこともありません。

お母さんからもらったお小遣いでおやつを買う。

つまり


買い

しか知らなかったのです。

これが日本人の金融リテラシーです。

しかし

近年になって少しづつではありますが、日本の金融商品への興味が向上してきたと言われております。

確かに弊社(日本投資機構株式会社)に興味をもって頂ける会員様の年齢層も若い方が増えて来ています。

 

 

■お金の価値は金額ではない

 


例えば

100円を落として手の届かないところにいってしまったら

あなたはどうしますか?

ほとんどの方が諦めます。

「まぁ100円だしいいか」

しかしこれが幼い小学生低学年だった場合

「まぁ100円だしいいか」

とはならないと思います。

また

中古車センターで車を探していた時に

5年落ちの軽トラックが100万円だとしたら

あなたはどう思いますか?


「高い!!!」

と思うでしょう。

しかし

5年落ちのメルセデスベンツが100万円だとしたら

あなたはどう思いますか?


「安いじゃないか!!」

と思うわけです。

この様に同じ100万円でも正反対の価値観が生まれます。


これは株式投資でも同じことが言えます。


ボビーさんの言葉を拝借しますと


「僕たちは(投資するときに)お金がなくなったらどうしようって考えるけど、なくなるお金っていうのは、もともとなくなる運命だと思うわけ。お金が減ったり増えたりしても、それでいちいちプレッシャーを感じる必要もない。あとは、常に利回りが何パーセントかということを考える。例えば、1万円かけて1,000円儲かったら『たった1,000円』と思う人もいるかもしれないけど、1億円かけた人は1,000万円のプラスになっているわけだから。その1,000万円と同じ価値を感じなきゃ!」

正にそうですね。

利益金額は投資金額に比例しますが

1000円も1000万円も稼いだ『価値』は同じなのです。

 

■投資家というカテゴリー

 


投資は資金を投じて報酬を得る方法です。

つまり、投資家は投資することを仕事だと思っている方は少ないでしょう。

投資は投資というカテゴリーになっているからです。

株式投資を仕事だと思ってる方は

ファンドマネージャーなどの機関投資家や証券会社の外務員。

弊社の様な投資顧問会社等は仕事だと思っているはずです。

つまり、私は株式投資を仕事にしています。

共通して言えることは

お客様に利益をとってもらってはじめて成果となること

これが仕事である所以です。

投資家のみなさんは自分の資金が増えることが成果ですよね。

しかし、私たち株式投資を仕事として考える方たちの成果、目標は


お客様に利益を出して頂くこと。

利益を出して頂くことで更なる報酬を我々は得ることが出来るからです。

報酬形態は様々です。

我々の様な投資顧問は、投資にまつわる知識や運用方法などを助言したりして結果につなげていくことを生業としています。

証券会社は取引における手数料や信託商品による手数料などです。

では
プロ投資家とはなんだ?

となりますよね。

ずばり


出すべくして利益を出す投資家です。

投資だけで生活できるだけの知識と経験をもっています。

そのためには血のにじむような努力をしてきています。

たくさんの挫折を乗り越えており、

とんとん拍子に楽して登ってきたプロ投資家などいません。

どんな世界でもそうですが

簡単にプロにはなれません。

勝ち続けるプロゴルファーはいません。

無敗のプロは「格闘家」など対人対戦するものしか存在しないのです。

プロの格闘家にはプロのトレーナーがついていますよね?

プロゴルファーにはプロのコーチがついていますよね?

独学で一流のプロになるのはよほどの稀にみる天才でもない限り

非常に難しい事だと思います。

投資も同じです。

投資はほとんどの方が独学からスタートして

挫折して

退場していかれる方がほとんどなんです。

 

 

不労所得を夢見た敗残兵

 


この背景にはこういったことが見受けられます。

日本の個人投資家の6割はいわゆる高齢者と言われ

社会から労働者として卒業された方が多く占めています。

退職金を投資に充てる

預貯金を投資に充てる


そして、


誰にも教わることなく

入門書やサクセス書籍、インターネットなど“独学”で勉強され

投資にチャレンジし、失敗されています。


なぜ?独学で?

失敗を重ねて

藁にもすがる思いで投資顧問という存在に一縷の望みを託す

弊社にはこういった多くの方からご相談を受けます。

共通点として見られるのが

社会人時代にはそれなりのポストに就き

部下を従えて従事していました。

教える側、育てる側の人間だったわけですね。


「教わることに抵抗がある」

という方も少なくはありません。

投資顧問に報酬を支払って、頼っていただきながらも

従来の投資法に固執するあまり、アドバイスをアドバイスとして処理できず


結果、負けを繰り返してしまう方も正直いらっしゃいます。

そして投資歴が長い方ほど持論をお持ちの方が多いのです。

30年40年と株式投資の世界で生き残ってきた方です。

過去には大きく儲けたこともあったでしょうし、バブル経済リーマンショック等の世界的な経済のうねりを経験されています。

経験値は何物にも代えることが出来ない遺産となりますが

時にはこの経験がサクセスの邪魔をしてしまうこともありますよね。

逆に

貪欲に知識を求めて頂ける方もいらっしゃいます。

こういった方に見られる特徴として

元社長さんであったり、役員をされていた方だったりと

社会的地位の高かった方に多くみられます。

教えることも教わることも上手な社会的紳士な方が多いように感じています。

投資方法は近年インターネットの普及により加速度的に進化しています。

昔ながらの

ニュースや新聞で事後報告でしか入手できなかった時代とは違い

アメリカ大統領の1分前のツイートなどで瞬時に株価が動く。

秒単位で世界中にニュースが波及する時代です。

投資に夢みた敗残兵の多くは

こういった情報の渦に飲み込まれてしまった方たちなのかもしれません。


楽しく資産を増やしていく

必死に学んだ結果資産を増やしていく

仕事として取組み資産を増やしていく



どれも間違いではありません。

株式投資は基本的に投資家一人一人の戦いです。

つまり、自身の選択・判断に責任を持たなければなりません。

損失を

相場にせいにしてしまったり

世界情勢のせいにしてしまったり

銘柄を紹介してくれた証券会社のせいにしてしまったり

銘柄を推奨してくれた投資顧問会社のせいにしてしまったり


投資は自己責任の代名詞でもあります。

投資と上手に付き合って

成功するためにも、


自己責任で行っている

余剰資金で行っている


という事を再確認しておきましょう。

コーチが悪い

クラブが悪い

銘柄を紹介した人が悪い

相場状況が悪い


一端立ち止まって自分自身に責任があることを自覚しましょう。

人や地合いのせいにしても

何ひとつ成長も成功もしませんよね。

 

 

■まとめ

 


いったん立ち止まってみよう

という一言に尽きます。

相場は過熱感を伴うほどにリスクは増していきますし

立ち止まるという事で

投資を今はしない

という選択肢も生まれます。

投資をしないのも立派な手法であること。

休むこともまた投資家として重要なファクターなのです。

 

 

 


 

株式2.0

 
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