6月24日(水)東京市場大引け。手掛かり材料に乏しいなかで上値の重い展開に。
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■6月24日 本日の見出し
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手掛かり材料に乏しいなかで上値の重い展開に。
新規上場銘柄には大量の買い注文が集まる。
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■本日の相場概況
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『国内』
24日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比14円73銭安の2万2,534円32銭と小幅反落。
前場ではプラス圏に推移する場面も見られたものの
上値が重かったことでマイナスに転じて終了しています。
本日はマザーズ市場に3銘柄が新規上場となりましたが、
どれも大量の買い注文が集まっており、
唯一値のついた【4497】ロコガイドも
公募価格2,000円に対して5,310円で終了と大幅に上昇しています。
あまりに買いが集まりすぎているため
投機的な取引が行き過ぎているのではないかといった声も聞かれました。
投資家心理が楽観に傾いたことで、
日経ジャスダック平均株価、東証マザーズ指数は上昇しています。
『海外』
24日午前の中国・上海株式相場は小幅続伸。
世界的なハイテク株高や、貿易協議など
米中対立への警戒感の一時的な後退が相場の支えとなっています。
『為替』
24日午前の東京外国為替市場で円相場は1ドル=106円57~58銭と円高に傾倒。
取引材料に乏しいなかで、様子見ムードの強い展開となりました。
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■明日の日本株見通し
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本日の日経平均株価は上値の重い展開となりましたが、
先週末のレンジ内での値動きに留まっているだけで
銘柄を循環物色する動きは見られています。
経済活動再開や金融緩和に関する織り込みは一巡し、
市場の注目が米中摩擦や感染拡大第2波に移りつつあるなかで
今後は、レンジ内で日柄調整をしつつ再度上値を狙うか、
悪材料があれば一時的に下値を試しに行くような値動きになりそうです。
中長期目線での株高基調には今後も期待ができるものの、
ここから7、8月にかけては相場の調整局面に注意していきたいですね。
具体的な取り組みとしては、高値掴みを避けるため、
値動きのレンジを想定して下で買うことを意識する
銘柄数を絞って調子の悪い銘柄をずるずる持たないようにする
といったことに心がけるのが有効だと見ております。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:26,156.10 (+131.14)
・ナスダック:10,131.369 (+74.894)
・S&P500:3,131.29 (+13.43)
・為替 ドル円:106.57-106.58(-0.52)
『国内』
・日経平均株価:22,534.32(-14.73円)
・TOPIX:1,580.50(-6.64)
・日経ジャスダック平均株価:3,511.85(+3.46)
・東証マザーズ指数:1,060.32(+9.00)
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