6月23日(火)東京市場大引け。米中関係に関する報道を受けて乱高下する展開に。
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■6月23日 本日の見出し
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米中米中関係に関する報道を受けて乱高下する展開に。
一時は下げに転じるもプラス圏に戻して終了。
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■本日の相場概況
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『国内』
23日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比111円78銭高の2万2,549円05銭と反発。
前日の米株式市場の上昇を好感して
買いが先行する展開となりました。
場中には、米中通商協議や中東情勢を巡るニュースに反応した
株価指数先物の売りが出て、下げに転じる場面も見られました。
具体的には、米メディアが「ナバロ大統領補佐官が
『中国との通商協議は終わった』と発言した」と報じたことや、
サウジアラビアへのミサイル攻撃の報道が売り材料視されましたが、
その後、トランプ米大統領がツイッターで、
「米中貿易合意は完全に無傷だ」と投稿したことで
売り方の買い戻しが入り、プラスに戻して終了しています。
日経ジャスダック平均株価は上昇しましたが、
バイオ関連銘柄などには利益を確定する売りが優勢となり、
東証マザーズ指数は反落しています。
『海外』
23日午前の中国・上海株式相場は小幅反発。
中国市場でも報道材料視して下落する場面が見られましたが、
トランプ米大統領のツイッターをの投稿を受けて持ち直して推移しています。
『為替』
23日午前の東京外国為替市場で円相場は1ドル=107円14~15銭と円安に傾倒。
日経平均株価が上昇したことで「低リスク通貨」とされる
円には売りが優勢となりました。
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■明日の日本株見通し
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本日は、ニュースのヘッドラインにより、
相場が大きく下落する場面も見られましたが、
報道を否定する報道もあったことで一瞬で値を戻しており、
先週からのレンジ内での値動きが継続しています。
一方で、個別株を見ると資金が抜けてきている銘柄も多く、
上昇する銘柄が限られてきている印象も。
3月に底を打ってからこれまで
株式市場は戻りを試してきましたが、
ここにきて一服感が出てきていると言えるでしょう。
中長期的な株価上昇には依然として期待感が高いものの、
すぐには上値を追いにくく
日柄調整が必要な局面と言えそうです。
弱くなっている銘柄などは入れ替えて
下値での買い直しをはかるなど
ある程度ポートフォリオを整理してあげると
より利益を出しやすくなるかと見ております。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:26,024.96 (+153.50)
・ナスダック:10,056.475 (+110.352)
・S&P500:3,117.86 (+20.12)
・為替 ドル円:107.16-107.18(+0.20)
『国内』
・日経平均株価:22,549.05(+111.78円)
・TOPIX:1,587.14(+8.05)
・日経ジャスダック平均株価:3,508.39(+4.15)
・東証マザーズ指数:1,051.32(-5.15)
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