6月11日(水)東京市場大引け。メジャーSQ算出を前に売りが加速する展開に。
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■6月11日 本日の見出し
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メジャーSQ算出を前に売りが加速する展開に。
パウエルFRB議長講演で景気悪化が改めて意識された面も。
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■本日の相場概況
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『国内』
11日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比652円04銭安の2万3,472円91銭と反落。
前場では明日にメジャーSQを控え、
様子見ムードの強い展開となりました。
為替が円高に傾倒したことで輸出関連の下落も目立っています。
午後からは、NYの時間外取引で
ダウ平均先物や原油先物が下落したこともあり
仕掛け的な売りが出て下げ幅を拡大する展開となりました。
日経平均株価が下げ幅を拡大したことで投資家心理が悪化し、
日経ジャスダック平均株価、東証マザーズ指数も反落しています。
『海外』
11日午前の中国・上海株式相場は小幅反発。
中国の追加の景気下支え策への期待感は根強く、
前引けにかけては上上昇に転じています。
『為替』
11日午前の東京外国為替市場で円相場は1ドル=107円10~11銭と円高に傾倒。
日経平均株価が下げ幅を拡大したことで
リスクオフの円買いが見られています。
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■明日の日本株見通し
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本日は久しぶりに大幅に下落して終了しています。
これまで金融緩和期待や良好な需給面を背景に
株式市場は上げ幅を拡大してきましたが、
ここにきて好材料出尽くし感から
実体経済を見極めようといったムードになってくるでしょう。
日経平均株価で見ると2万2,000円付近までの
調整が想定されますので、個別株については
ロスカットをきちんと守ってのお取組みを
心がけていただきたいです。
5%程度の損失が出てもきちんと売買していくことで
充分に取り戻すことができますから
戦略的に撤退していった方が、
その後のチャンスをしっかり狙えると思います。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:26,989.99 (-282.31)
・ナスダック:10,020.346 (+66.593)
・S&P500:3,190.14 (-17.04)
・為替 ドル円:107.10 - 107.11(-0.23)
『国内』
・日経平均株価:22,472.91(-652.04円)
・TOPIX:1,588.92(-35.79)
・日経ジャスダック平均株価:3,453.10(-36.34)
・東証マザーズ指数:1,007.14(-29.23)
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