6月10日（水)本日の東京市場は、NYダウの下落を嫌気して軟調な展開に。
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■6月10日 本日の見出し
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NYダウの下落を嫌気して軟調な展開に。
日銀の買い支えや米FOMCの結果発表が下値の支え。
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■本日の日本株概況
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おはようございます、アナリストのkanonです。
昨夜の米国株市場では、
ダウ平均が久しぶりにまとまった下げになりましたが、
大型ハイテク株などに買いが続き、
ナスダック総合株価指数は連日で過去最高値を更新。
ハイテク株が今の市場のけん引役ですから
ナスダック総合指数のチャートが崩れるまでは
株価は上昇トレンドを維持しやすいと言えるでしょう。
本日の日本株市場については軟調な展開が想定されますが、
今夜にパウエルFRB議長講演を控えることや
日銀の買い支えへの期待から
一方的に売り込まれるような展開にはなりにくいと見ています。
今週後半はメジャーSQもあり
乱高下しやすい環境と言えますので、
焦らずにゆっくりと押し目を拾うような形での
取り組みが進められるといいかと思います。
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■前日の海外概況
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『ダウ工業株30種平均』
9日の米株式市場でダウ工業株30種平均は
前日比300ドル14セント安の2万7,272ドル30セントと反落。
機関投資家が運用の指標にするS&P500種株価指数が
前日に年初来でプラスに転じ、
相場上昇に一定の達成感が出たため
利益を確定する売りが優勢となりました。
足元で買いがはいっていた金融や資本財、
エネルギー株などには下げが目立ちました。
大型ハイテク株などには買いが続き、
ナスダック総合指数は連日で最高値を更新しています。
『為替』
9日のNY外国為替市場で円相場は、前日比で65銭円高に傾倒し、
1ドル=107円70～80銭で取引を終えています。
米長期金利が0.82%と前日から0.05%低下し、
日米金利差が縮小するとの見方から円買いが優勢となりました。
『日経平均先物』
9日のシカゴ日本株市場で日経平均先物6月物は
前日比で325円安の2万2,890円と反落。
10日の米FOMCの結果発表やパウエルFRB議長の会見を控えて
調整の売りが優勢となりました。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ：27,272.30 （-300.14）
・ナスダック：9,953.753 （+29.008）
・S&P500：3,207.18 （-25.21）
・為替 ドル円：107.82-107.83（-0.10）
『国内』
・日経平均株価：23,091.03（-87.07円）
・TOPIX：1,628.43（-2.29）
・日経ジャスダック平均株価：3,482.23（+6.84）
・東証マザーズ指数：1,020.88（+8.83）
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■本日の予定
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『国内』
5月企業物価指数（8:50）
4月機械受注（8:50）
『海外』
中国5月生産者物価指数（10:30）
中国5月消費者物価指数（10:30）
パウエルFRB議長会見
米5月消費者物価指数（21:30）
米5月財政収支（6/11 3:00）
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■本日決算発表
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RIZAP G、アネスト岩田、丹青社、テンポスHD、
トーホー、アセンテック、サトウ食品、
巴工業、トビラシステム、ハウテレビ
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■本日の注目銘柄
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・【7618】ピーシーデポコーポレーション
5月全店売上高は前年同月比12.4％増と
2ヵ月連続で前年実績を上回る。
※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。
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