6月3日(水)東京市場大引け。欧米の株高を好感して、買いが優勢に。
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■6月3日 本日の見出し
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欧米の株高を好感して、買いが優勢に。
高値警戒感から利益を確定する売りも見られる。
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■本日の相場概況
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『国内』
3日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比288円15銭高の2万2,613円76銭と続伸。
経済活動の再開を期待した買いが続き、
朝方は上げ幅を500円以上に広げる場面を見られました。
為替が1ドル=108円台まで円安に傾倒したことで、
自動車など輸出関連への買いが目立っています。
トランプ米大統領が
米経済の支援策の検討を始めたと報じられたことも好感されました。
ただ、急ピッチで上昇してきたことで
高値警戒感から利益を確定する売りも見られ
伸び悩んで終了しています。
日経平均株価よりも先に上昇基調を強めていた
新興市場では利益を確定する売りが優勢となり
日経ジャスダック平均株価、東証マザーズ指数は下落して終了。
『海外』
3日午前の中国・上海株式相場は続伸。
中国メディアの財新などが発表した
5月の非製造業の景況感指数が前月から大幅に改善し、
景気敏感銘柄を中心に買いが入りました。
『為替』
3日午前の東京外国為替市場で円相場は1ドル=108円51~52銭と円安に傾倒。
世界的な株高基調を受け、
「低リスク通貨」とされる円には売りが先行。
円売り一巡後は、今夜に米経済指標の発表を控え、様子見ムードが強まっています。
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■明日の日本株見通し
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現在の相場は、売り方の買い戻しや
上昇に乗り遅れた投資家の買いがハイペースで進んでおり、
短期的な過熱感には注意をすべきと言えるでしょう。
今夜には、米5月ADP雇用リポートや、
米5月ISM製造業指数などが発表予定です。
今の市場心理であれば多少回復が緩慢でも
反応は軽微だと見られますが、
週末に向けて利益を確定する売りが重荷となる可能性には留意したいです。
一方で、現在はコロナショックを受けた各国の金融緩和と財政出動で
株式市場に資金が流れ込みやすくなっています。
過去の例を見ても過熱感がここまで強まった後は
短期的な利益確定売りが出たとしても
中長期的な上昇トレンドが続くことが多く、
今回も期待していいかと見ています。
高値掴みをしないよう押し目を見計らいつつ
引き続き買いに入っていければと思います。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:25,742.65 (+15.68)
・ナスダック:9,608.375 (+56.326)
・S&P500:3,080.82 (+25.09)
・為替 ドル円:108.62-108.63(+0.84)
『国内』
・日経平均株価:22,613.76(+288.15円)
・TOPIX:1,599.08(+11.40)
・日経ジャスダック平均株価:3,438.09(-9.48)
・東証マザーズ指数:1,003.31(-11.68)
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