5月27日(水)東京市場大引け。緊急事態宣言の全面解除が引き続き好感され堅調な展開に。
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■5月27日 本日の見出し
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緊急事態宣言の全面解除が引き続き好感され
売り方の買い戻しを巻き込んで堅調な展開に。
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■本日の相場概況
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『国内』
27日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比148円06銭高の2万1,419円23銭と続伸。
朝方は利益を確定する売りが先行したものの、
緊急事態宣言の全面解除が引き続き好感されて
押し目かいが入ったことで、
売り方の買い戻しが加速する展開となりました。
緊急事態宣言の解除を受けて投資家心理が上向き、
日経ジャスダック平均株価、東証マザーズ指数も続伸しています。
『海外』
27日午前の中国・上海株式相場は反落。
目先の利益を確定する売りがやや優勢となったものの
取引開始直後に発表された4月の工業企業利益の
前年同月比で-4.3%と3月(34.9%減)から大幅に改善したことや
政府による景気浮揚策への根強い期待感で下げ幅は限定的となっています。
『為替』
27日午前の東京外国為替市場で円相場は1ドル=107円46~47銭と円高に傾倒。
日本時間27日午後の米国債市場で米長期金利が低下したことで、
日米金利差の縮小を意識した円買いが見られました。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのkanonです。
日経平均株価が上昇基調を強めております。
チャートを見ると2万2,000円手前に
200日線(2万1,655円)、250日線(2万1,579円)が位置しており、
同価格帯を上抜いての上昇を試す展開となりそうですが、
企業業績の落ち込みが懸念されるなかで
コロナ前よりも、コロナ後の方が株価が高いのは
ファンダメンタルズ面で見ると違和感があり、
2万2,000円近辺では戻り売りが出やすい可能性も。
とはいえ、金融緩和や個人による資金流入で
足元のトレンドは大きく上ですので
買いトレンドが一巡し、上げ止まりの兆候が見られるまでは
しっかりと上値を追うような取り組みが出来ればと思います。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:24,995.11 (+529.95)
・ナスダック:9,340.221 (+15.634)
・S&P500:2,991.77 (+36.32)
・為替 ドル円:107.53-107.54(-0.29)
『国内』
・日経平均株価:21,419.23(+148.06円)
・TOPIX:1,549.47(+14.74)
・日経ジャスダック平均株価:3,390.50(+16.38)
・東証マザーズ指数:3,390.50(+3.05)
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