5月22日(金)東京市場大引け。米中の対立激化を懸念し、軟調な展開に。
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■5月22日 本日の見出し
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米中の対立激化を懸念し、軟調な展開に。
中国全国人民代表大会が開催中であることから様子見も。
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■本日の相場概況
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『国内』
22日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比円164銭安の2万0,388円16銭と反落。
トランプ米大統領が中国政府が香港での
国家分裂行為やテロ活動、外国勢力による介入などを禁じる
国家安全法を導入すれば、米国は「極めて強硬」に対応すると述べ、
米中間の緊張が再び高まったことで売りが優勢となりました。
中国の全国人民代表大会(全人代)で開催中
「香港版国家安全法」が議論される予定だけに
様子見ムードが強まりやすかった面もあるでしょう。
前場中盤に日銀臨時政策決定会合で
金融政策を現状維持を決定とのアナウンスがありましたが、
サプライズはなく市場の反応は限定的に。
材料を出した銘柄などが個別に物色されたことで
日経ジャスダック平均は小幅続伸、東証マザーズ指数は反落と
新興市場はまちまちとなりました。
『海外』
22日午前の中国・上海株式相場は続落。
中国の李克強首相が全人代の政府活動報告で
2020年の経済運営方針を発表したものの
期待より物足りないとして売りが優勢となりました。
『為替』
22日午前の東京外国為替市場で円相場は1ドル=107円42~43銭と円高に傾倒。
米中対立を懸念して日経平均株価が軟調な展開となったことで
「低リスク通貨」とされる円には断続的な買いが入っています。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのkanonです。
今週は日経平均株価が75日移動平均線を突破し、
一段高となる場面も見られたものの
3月中旬に下げ止まった水準(2万800円付近)を抜けずに
反落して終了する展開となりました。
75日線で下げ止まって終了しているため
同価格帯を維持するようであれば
再度上値を追う展開に期待ができますが、
割り込むようであれば2万円近辺まで
調整するのを待って買いに入っていくのがいいでしょう。
スケジュール面で見ると本日始まった
中国全人代が続く点にまず注目したいです。
米中関連の下げは基本的に買いでいいと見ていますが、
高いところでは買い付けないように
慎重に取り組みをしていければと思います。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:24,474.12 (-101.78)
・ナスダック:9,284.881 (-90.95)
・S&P500:2,948.51 (-23.10)
・為替 ドル円:107.42-107.44(-0.35)
『国内』
・日経平均株価:20,388.16(-164.15円)
・TOPIX:1,477.80(-13.41)
・日経ジャスダック平均株価:3,316.62(+7.74)
・東証マザーズ指数:926.71(-0.99)
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