5月20日(水)東京市場大引け。米中対立激化の懸念が後退し買いが優勢に。
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■5月20日 本日の見出し
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米中対立激化の懸念が後退し買いが優勢に。
金融緩和への期待感も相場の支え。
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■本日の相場概況
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『国内』
20日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比161円70銭高の2万0,595円15銭と続伸。
米中貿易交渉の第1段の合意を巡って
「トランプ大統領は合意を破棄するつもりはない」と
米ブルームバーグ通信が報じたことで
米中問題への懸念感が後退。
週明けに米中対立懸念から売られていた
半導体関連株への買いが目立つ展開となりました。
新興市場でも買いが優勢となり、
日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数も続伸しています。
『海外』
20日午前の中国・上海株式相場は小幅反落。
指数は前日に節目の2,900に迫っており、
目先の利益を確定する売りが優勢となりました。
『為替』
20日午前の東京外国為替市場で円相場は1ドル=107円74~75銭と円安に傾倒。
日銀が22日に臨時の金融政策決定会合を開き
新たな資金供給策を議論すると発表したことで
景気の下支え効果を見込んだ円には売りが優勢となりました。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのkanonです。
ブルームバーグの報道をきっかけに、
米中摩擦激化の懸念が後退したことで
本日は買いが優勢となったと見られていますが、
パウエルFRB議長が景気支援に前向きな
姿勢を示したことや、
日銀の緊急の金融政策決定会合が
22日に開催される見通しと伝わるなど
「金融緩和による金余り」が意識されたことが
株価の上昇に拍車をかけた面もあるでしょう。
当面は、金融緩和と経済活動再開への期待から
戻り売りをこなしながらも上昇を試す展開が
継続する期待ができると見ています。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:24,206.86 (-390.51)
・ナスダック:9,185.104 (-49.724)
・S&P500:2,922.94 (-30.97)
・為替 ドル円:107.75-107.76(+0.34)
『国内』
・日経平均株価:20,595.15(+161.70円)
・TOPIX:1,494.69(+8.69)
・日経ジャスダック平均株価:3,299.54(+26.33)
・東証マザーズ指数:909.98(+29.36)
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