5月19日(火)東京市場大引け。感染拡大第2波・米中対立懸念で伸び悩む展開に。
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■5月19日 本日の見出し
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ワクチン開発期待で買いが先行も、
感染拡大第2波・米中対立懸念で伸び悩む展開に。
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■本日の相場概況
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『国内』
19日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比299円72銭高の2万0,433円45銭と続伸。
前日に米モデルナが開発中の
新型コロナウイルス向けワクチンについて、
初期段階の小規模治験の結果が良好だったと発表をしたことで
ワクチン開発期待での買いが先行する展開となりました。
ただ、ワクチンの開発・量産には時間がかかるとの見方や、
米中対立への懸念から戻り売りが波及し、伸び悩んで終了。
個人投資家の投資意欲が回復したことで、
日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数も続伸しています。
『海外』
19日午前の中国・上海株式相場は続伸。
新型コロナウイルスのワクチン開発の進展期待や
原油価格の上昇が投資家心理の改善につながり、
主力銘柄に買いが優勢となりました。
『為替』
19日午後の東京外国為替市場で円相場は1ドル=107円41~42銭近辺と円安に傾倒。
新たな材料に乏しく、
持ち高を一方向に傾ける動きは限定的となりました。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのkanonです。
本日の日経平均株価は続伸して終了。
企業業績の低迷は懸念されるものの、
FRBや日銀の金融緩和策により市場にお金が余っている状況で、
ファンダメンタルズ面を無視して
株が買われている面もあるでしょう。
本日の日経平均のチャートを見ると、
陰線をつけて終了していますので、
目先多少の調整は想定されるものの、
下値は限定的だと見ています。
また、本日の日本時間夜には米連邦準備理事会(FRB)の
議会証言が予定されています。
新型コロナウイルスが落ち着くまでは、
金融緩和の継続、マイナス金利否定など
従来の発言を繰り返すと見られ
反応は限定的との見方が多いですが、
相場が振れる可能性はあるとして
注視していければと思います。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:24,597.37 (+911.95)
・ナスダック:9,234.828 (+220.268)
・S&P500:2,953.91 (+90.21)
・為替 ドル円:107.36-107.39(+0.02)
『国内』
・日経平均株価:20,433.45(+299.72円)
・TOPIX:1,486.05(+26.76)
・日経ジャスダック平均株価:3,273.21(+31.41)
・東証マザーズ指数:880.62(+8.06)
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