5月8日(金)東京市場大引け。経済活動再開期待から買いが優勢に。
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■5月8日 本日の見出し
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経済活動再開期待から買いが優勢に。
個別株には循環物色の動きが見られる。
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■本日の相場概況
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『国内』
8日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比504円32銭高の2万0,179円09銭と続伸。
欧米の経済活動の再開を好感した米株高や、
米中対立への警戒感がやや後退したとの見方から
日本株には買いが優勢となりました。
米中貿易協議の第1段階の合意の履行状況に関し、
貿易協議責任者が来週にも電話会談をすると
7日に一部メディアが報じたことも
米中両国の対立激化を懸念していた市場に好感されています。
アンジェスなど人気化していた一部の銘柄には
利益を確定する売りが優勢となったものの、
出遅れている銘柄などに物色の矛先が向き
日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数も
続伸して終了しています。
『海外』
8日午前の中国・上海株式相場は反発。
米中対立懸念が和らぎ安心感が広がるなか、
ハイテク株などを中心に買いが優勢となりました。
『為替』
8日午後の東京外国為替市場で円相場は1ドル=106円42~43銭近辺と円安に傾倒。
日経平均株価が一段高となったことで
低リスク通貨とされる円には売りが優勢となりました。
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■来週の日本株見通し
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アナリストのkanonです。
本日は、東京都の感染者数減少や
ギリアドサイエンシズ社の新型肺炎治療薬の承認を受けて、
新型肺炎の収束を期待した買いが優勢となりました。
小売や飲食など新型肺炎の影響を
受けやすい銘柄にも買いが見られており、
目先は落ち着いた相場展開が続きやすいでしょう。
勿論、個別企業の決算発表ラッシュも続き、
業績の下方修正を発表する企業も多いと見られることから
ある程度上がった局面では
利益を確定していく必要もあるかと見ております。
市場の循環物色の流れに乗る形で
回転売買をすすめていければと思います。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:23,875.89 (+211.25)
・ナスダック:8,979.662 (+125.274)
・S&P500:2,881.19 (+32.77)
・為替 ドル円:106.38-106.39(+0.03)
『国内』
・日経平均株価:20,179.09(+504.32円)
・TOPIX:1,458.28(+31.55)
・日経ジャスダック平均株価:3,193.49(+9.34)
・東証マザーズ指数:822.80(-16.91)
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