5月7日(木)東京市場大引け。中国経済指標が市場予想を上回り、経済回復を期待した買いが優勢に。
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■5月7日 本日の見出し
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中国経済指標が市場予想を上回り、
経済回復を期待した買いが優勢に。
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■本日の相場概況
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『国内』
7日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比55円42銭高の1万9,674円77銭と小幅反発。
昼ごろに中国税関総署が発表した4月の中国の貿易統計で、
輸出額は前年同月比3.5%増加し、
市場予想(18.8%減)を大きく上回り、
中国景気回復の兆しが好感されています。
国内の新型コロナウイルスの新規感染者数が
減少傾向にあることや、
欧米での経済活動再開期待が
投資家心理の支えとなりました。
個別で材料が出た銘柄などに買いが入ったことで
日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数も反発して終了しています。
『海外』
7日午前の中国・上海株式相場は小幅に続伸。
午前までに発表された4月の輸出額や
財新中国非製造業購買担当者景気指数(PMI)が前月から改善し、
中国景気の回復期待が高まっています。
『為替』
7日午後の東京外国為替市場で円相場は1ドル=106円24~25銭近辺と円高に傾倒。
7日の時間外取引で米長期金利が低下し、
日米金利差の縮小を意識した円買いが優勢となりました。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのkanonです。
本日は、新興市場の物色が盛んに行われ、
個人投資家の余力回復を感じさせる相場つきとなりました。
国内でも当初の緊急事態宣言の期限を通過し
感染者数が減少傾向にある上に、
中国の経済指標が改善したことで
「アフターコロナ」の世界に投資家の目が向いた模様です。
目先は、製薬会社やゲーム株、通信業など
コロナの影響が比較的少ないと見られる銘柄の
押し目を狙って短期目線で買い付けていくことに加えて、
やや中長期目線で、インバウンドや飲食など
影響を受けやすい銘柄の
底打ちを見定めていければと思います。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:23,664.64 (-218.45)
・ナスダック:8,854.388 (+45.267)
・S&P500:2,848.42 (-20.02)
・為替 ドル円:106.27-106.28(-0.66)
『国内』
・日経平均株価:19,674.77(+55.42円)
・TOPIX:1,426.73(-4.53)
・日経ジャスダック平均株価:3,184.15(+39.33)
・東証マザーズ指数:839.71(+51.12)
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