5月1日(金)東京市場大引け。連休を前にリスクオフの動きが加速し、下げ幅を拡大。
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■5月1日 本日の見出し
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前日の米国株下落や米アップルの決算発表を受け、
連休を前にリスクオフの動きが加速し、下げ幅を拡大。
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■本日の相場概況
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『国内』
1日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比574円34銭安の1万9,619円35銭と反落。
前日の米国株市場の下落を受けて
寄り付きから利益を確定する売りが先行。
その後、新型コロナウイルスの感染拡大を巡り
米中対立が激化するとの見方や、
日本の大型連休中に発表される月初の米経済指標への警戒感もあり、
下げ幅を拡大する展開となりました。
米アップルが決算を発表し、
業績見通しを示さなかったことも嫌気されています。
米株安を受けて運用リスクをとる姿勢が後退したことで
日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数も反落して終了。
『海外』
1日は中国(上海・深?)、香港、韓国、台湾、シンガポール、マレーシア、
フィリピン、タイ、インドネシア、ベトナム、インドなど
アジア全域で休場となりました。
『為替』
1日午後の東京外国為替市場で円相場は1ドル=107円09~10銭近辺と円安に傾倒。
前日の欧州中央銀行(ECB)理事会で量的金融緩和の現状維持が決まり、
想定よりも緩和に積極的でないとの見方から円が対ユーロで下落した流れが
対ドルにも波及しております。
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■連休明けの日本株見通し
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アナリストのkanonです。
本日の日経平均株価チャートを見ると、
日銀の買いが入ったと見られるものの
5日線を割り込み、下げ幅を拡大して終了しています。
連休前の手仕舞い売りもあるでしょうが、
先行き不透明感が強いなかで、
2万円台を維持するのは難しいと見られている模様。
5月は軟調持ち合いのような相場展開になりやすいでしょう。
また、連休明けの5月8日には米4月雇用統計の発表を控え
ロックダウン中の雇用の悪化も警戒されます。
全体としてはやや軟調に推移しやすいと見ていますが、
決算発表が続きますので、個別企業の選別はしやすく
パニック売りのような状態にはなりにくいと分析。
落ち着いて、下げた場面を拾っていければと思います。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:24,345.72 (-288.14)
・ナスダック:8,889.551 (-25.159)
・S&P500:2,912.43 (-27.08)
・為替 ドル円:107.02-107.03(+0.43)
『国内』
・日経平均株価:19,619.35(-574.34円)
・TOPIX:1,431.26(-32.77)
・日経ジャスダック平均株価:3,144.82(-24.37)
・東証マザーズ指数:788.59(-2.85)
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