5月1日(金)本日の東京市場は、米国株の下落を受け、軟調な展開に。
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■5月1日 本日の見出し
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米国株の下落を受け、軟調な展開に。
連休を控えて持ち高整理の売りも出やすい
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■本日の日本株概況
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アナリストのkanonです。
昨夜の米国株価指数の下落は、米経済指標の悪化と、
ECBが量的緩和の拡大を見送ったことが要因です。
本日は日本株市場でも連休を前に
軟調な展開となるでしょう。
月が変わると流れが変わることも多く、
今月の相場は4月のように順調にはいきにくいでしょう。
とはいえ、「新型肺炎の影響が長期化する可能性がある」というのは
既に投資家の共通認識であり、5月は企業決算も多いため
個別の企業業績に沿って冷静な売買がなされやすいと見ております。
本日は、安くなった銘柄を打診で拾う程度にとどめ、
連休明けに個別企業の業績面を見ながら
売買していくのがいいでしょう。
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■前日の海外概況
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『ダウ工業株30種平均』
30日の米株式市場でダウ工業株30種平均は、
前日比302ドル41セント安の2万4,331ドル45セントと反落。
週間の米新規失業保険申請件数は
383万9,000件と市場予想(350万件)より増加。
3月の米個人消費支出も前月比で7.5%減と
市場予想(5%減)よりも落ち込み、
シカゴ購買部協会が発表した4月の景気指数は
前月から12.4ポイント低下の35.4と11年ぶりの低水準に。
株価は4月に大幅反発を見せていただけに
利益確定や持ち高整理の売りが波及しております。
ナスダック総合株価指数も反発して終了。
『為替』
30日のNY外国為替市場で円相場は、1ドル=107円15銭~25銭と円安に傾倒。
欧州中央銀行(ECB)が理事会で一部の市場予想に反して
量的金融緩和の拡大を見送り、対ユーロで円が大きく下落、
対ドルでも円売りにつながりました。
『日経平均先物』
30日のシカゴ日経平均先物6月物は、前日比410円安の1万9,990円と反落。
米経済指標の悪化を手掛かりに、米株とともに売りが進みました。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:24,345.72 (-288.14)
・ナスダック:8,889.551 (-25.159)
・S&P500:2,912.43 (-27.08)
・為替 ドル円:107.26-107.27(+0.67)
『国内』
・日経平均株価:20,193.69(+422.50円)
・TOPIX:1,464.03(+14.88)
・日経ジャスダック平均株価:3,169.19(+29.96)
・東証マザーズ指数:791.44(+17.24)
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■本日の予定
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『国内』
日銀金融政策決定会合議事要旨(3/16開催分)
4月都区部消費者物価指数(8:30)
4月新車販売台数(14:00)
4月軽自動車販売台数(14:00)
『海外』
米4月ISM製造業景気指数(23:00)
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■本日決算発表
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三井物、協和キリン、野村不HD、八十二、ジョイ本田、TKC、
アクシアル、兼松、タキロンシーアイ、インソース、
三協フロン、手間イラズ、イチネンHD、ハリマ化成G、
電算システム、アルインコ、JIA、千趣会、JUKI、共和レザ、
クリエート、ダイナックHD、高松機械、SDFバイオ、ジャパンF、
東海リース、ニチダイ、シスロケ、京写、YKT、
プロルート、東北化学、タウンニュース、セキド
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■本日の注目銘柄
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・【2428】ウェルネット
20年6月期第3四半期累計(19年7月-20年3月)の
経常利益(非連結)は前年同期比51.5%増の7億円に拡大。
※直近で材料が出た銘柄など
アナリストの注目銘柄で買い推奨ではございません。
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