4月30日（金)東京市場大引け。米国株高を好感して幅広い銘柄に買いが広がる。

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■4月28日　本日の見出し
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米国株高を好感して幅広い銘柄に買いが広がる。
連休を前に売り方の買い戻しが加速した面も。

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■本日の相場概況
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『国内』

30日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比422円50銭高の2万0,193円69銭と反発。

国内では、緊急事態宣言が延長される方向となったものの、
前日の米国株式市場の上昇や世界的な経済活動の再開を手掛かりに
幅広い銘柄に物色の矛先が向きました。

また、経済産業省が30日に発表された3月の鉱工業生産指数速報が、
前月比で3.7%と市場予想（6.2%低下）を上回ったことも好感されています。

米国株高を受けて、新興市場でも投資家心理がリスクオンに傾き、
日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数も続伸して終了しています。

『海外』

30日午前の上海株式相場で、上海総合指数は続伸。

29日の欧米株高や中国当局の景気刺激策への期待が
相場を押し上げる材料となりました。

『為替』

30日午後の東京外国為替市場で円相場は1ドル=106円68～70銭近辺と円高に傾倒。

。米連邦準備理事会（FRB）が29日に
無制限の量的金融緩和の維持などを決め、
米国の金融緩和の長期化観測から円買いが先行する展開となりました。

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■明日の日本株見通し
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アナリストのkanonです。

明日の日本株市場では、本日大きく上昇した分、
手仕舞い売りが重荷となりそうです。

本日の日経平均株価が上げ幅を拡大した背景には、
節目である2万円を超えたことで
大型連休を前にした売り方の買い戻しが
加速したこともあるでしょう。

株価が大きく上向いてきているとはいえ、
景気停滞が長期化する可能性が高く、
このまま一気に上昇というわけにはいかないでしょうから、
反落には注意しつつ、押し目を狙いながら
やや短期目線の売買を中心に取り組んでいければと思います。

また、連休中に相場がくずれることも考慮し、
明日は、ある程度ポジションを整理しておく方向でご検討ください。

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■主要指数
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『海外』

・NYダウ：24,633.86　（+532.31）

・ナスダック：8,914.710　（+306.979）

・S&P500：2,939.51　（+76.12）

・為替　ドル円：106.45-106.46（-0.62）

『国内』

・日経平均株価：20,193.69（+422.50円）

・TOPIX：1,464.03（+14.88）

・日経ジャスダック平均株価：3,169.19（+29.96）

・東証マザーズ指数：791.44（+17.24）

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