4月27日（月)東京市場大引け。日銀の追加緩和を好感し、上げ幅を拡大する展開に。

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■4月27日　本日の見出し
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前週末の米株式市場の上昇を好感し買い先行後、
日銀の追加緩和を好感し上げ幅を拡大する展開に。

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■本日の相場概況
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『国内』

27日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比521円22銭高の1万9,783円22銭と大幅反発。

前週末の米株式市場の上昇を支えに、
短期目線の買いが先行する展開となりました。

また、日銀は金融政策決定会合で、
CPと社債の購入上限額を従来の約3倍の計20兆円に増額。

増加幅が市場予想を上回ったことが好感されています。

企業向け融資の資金をゼロ金利で
金融機関に貸し出す特別オペ（公開市場操作）の拡充として
オペを利用する金融機関には利用残高に応じて、
日銀の当座預金に0.1%のプラス金利（付利）をつけることも決定。

これを好感して銀行株に買いが入っています。

個人投資家の心理も好転し、
日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数も上昇しています。

『海外』

27日午前の上海株式相場で、上海総合指数は反発。

海外の株や商品市況の改善を受けて、
中国市場でも過度なリスク回避姿勢が後退しています。

『為替』

27日午後の東京外国為替市場で円相場は1ドル=107円27～29銭近辺と円高に傾倒。

日銀の追加緩和発表を受けて、
目先の材料が出尽くしたとして買い戻しが入っています。

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■明日の日本株見通し
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アナリストのkanonです。

本日の日経平均株価は
日銀の金融政策決定会合を支えとして
上げ幅を拡大する展開となりました。

週末中に欧米で伝わっていたニュースも
経済活動再開に関するものが多くポジティブです。

ただ、日経平均株価が2万円に
近づいた水準では戻り売りが出やすく、
同価格帯を試すのは今月3回目。

抜けるかどうかによって、
今後の方向感が決まってくると見ておりますので
慎重に見極めていければと思います。

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■主要指数
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『海外』

・NYダウ：23,775.27　（+260.01）

・ナスダック：8,634.520　（+139.767）

・S&P500：2,836.74　（+38.94）

・為替　ドル円：107.13-107.15（-0.56）

『国内』

・日経平均株価：19,783.22（+521.22円）

・TOPIX：1,447.25（+25.96）

・日経ジャスダック平均株価：3,120.13（+38.74）

・東証マザーズ指数：760.14（+17.48）

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