4月15日（水)東京市場大引け。新型肺炎感染拡大が嫌気され伸び悩む展開に。

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■4月15日　本日の見出し
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新型肺炎感染拡大が嫌気され伸び悩む展開に。
日銀のETF買いは下値の支え。

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■本日の相場概況
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『国内』

15日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比88円72銭安の1万9,550円09銭と反落。

昨夜の米国株は上昇したものの、
国内での新型肺炎感染拡大が嫌気され
伸び悩む展開となりました。

後場にかけては日銀のETF買い観測が支えとなり、
小幅高に転じる場面も見られましたが、
米株価指数先物が軟調に推移したこともあり上値は限定的。

引けにかけては再び売られて終了しています。

新型コロナウイルスの影響を受けにくいと見られる
IT関連銘柄などに買いが入り、
日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数は続伸しています。

『海外』

15日午前の上海株式相場で、上海総合指数は小幅反落。

指数が前日に1ヶ月ぶりの高値となったことで、
目先の利益を確定する売りが優勢となりました。

『為替』

15日午後の東京外国為替市場で円相場は1ドル=107円06～08銭と円高に傾倒。

日経平均株価が軟調に推移したことで、
リスク回避的な円買いが優勢となりました。

円買い一巡後は、今夜に米小売売上高などの
重要指標発表を控えて、小動きとなっています。

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■明日の日本株見通し
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アナリストのkanonです。

本日は新型肺炎関連とされる銘柄の方が
相対的に強い展開となり、
物色が日替わりで行われている印象です。

下値は日銀が買ってきますから
限定的だと見ておりますが、
業績予想を「未定」とする会社が多いなかで
腰を据えた買いは入れにくいことが要因でしょう。

中長期的に安定している銘柄の下値を拾いつつも、
市場の物色の流れに沿った短期売買を
メインに進めていければと思います。

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■主要指数
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『海外』

・NYダウ：23,949.76　（+558.99）

・ナスダック：8,515.741　（+323.316）

・S&P500：2,846.06　（+84.43）

・為替　ドル円：107.07-107.08（-0.59）

『国内』

・日経平均株価：19,550.09（-88.72円）

・TOPIX：1,434.07（+0.56）

・日経ジャスダック平均株価：3,064.97（+10.54）

・東証マザーズ指数：711.64（+2.61）

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■明日の予定
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『国内』

3月首都圏マンション販売(13:00)

『海外』

米3月住宅着工件数(21:30)
米4月フィラデルフィア連銀景気指数(21:30)

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