4月14日（火)東京市場大引け。経済活動の回復を期待した買いが優勢となり上昇。

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■4月14日　本日の見出し
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経済活動の回復を期待した買いが優勢となり上昇。
ソフトバンクグループには悪材料出尽くし感も。

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■本日の相場概況
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『国内』

14日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比595円41銭高の1万9,638円81銭と大幅反発。

米株式市場でSOX（フィラデルフィア半導体）指数が堅調に推移し、
ハイテク株などに買いが先行。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う
米国の経済活動の停滞について、
トランプ大統領が事態の早期収拾に向けた計画を
早期に示す姿勢を示したと伝わり、
米株価指数先物が上昇したことで
後場から上げ幅を拡大する展開となりました。

また、中国の3月の貿易統計が
市場予想よりは良好な内容になったことも支えに。

赤字決算が嫌気されて売りが先行したソフトバンクグループが、
株価が既に織り込んでいたよりも悪い内容ではなかったとして
悪材料出尽くし感から上昇に転じて終了しています。

日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数も続伸しております。

『海外』

14日午前の上海株式相場で、上海総合指数は反発。

3月の中国の貿易統計で元建て輸出が前年比3.5%減となり、
想定より底堅いとの受け止めから買いが入っています。

『為替』

14日午後の東京外国為替市場で円相場は1ドル=107円68～69銭と円高に傾倒。

前日の米国株安を受け円買いが先行したものの、
米株価指数や日経平均株価の上昇を受けて
リスク回避の動きが一服したことが、円の上値を抑えています。

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■明日の日本株見通し
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アナリストのkanonです。

欧州や米国では経済活動の再開に期待が集まっており、
日本市場でも悪材料出尽くし感が強まっています。

売り方の買い戻しに期待ができるほか
下値は日銀が買ってきますから、
目先はリバウンド相場に期待ができると見ております。

一方で、経済活動再開後に再度感染が拡大する懸念は拭えておらず、
完全に経済活動が元に戻るタイミングは
ワクチンが開発されてからとなるでしょう。

目先は出遅れ株を拾いつつも、
相場全体が上げ止まったタイミングでは
利益確定やリスクヘッジの動きをしていければと思います。

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■主要指数
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『海外』

・NYダウ：23,390.77　（-328.60）

・ナスダック：8,192.425　（+38.850）

・S&P500：2,761.63　（-28.19）

・為替　ドル円：107.72-107.73（-0.16）

『国内』

・日経平均株価：19,638.81（+595.41円）

・TOPIX：1,433.51（+27.60）

・日経ジャスダック平均株価：3,054.43（+43.68）

・東証マザーズ指数：709.03（+32.41）

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■明日の予定
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『国内』

3月訪日外客

『海外』

韓国総選挙
米3月小売売上高(21:30)
米4月ニューヨーク連銀製造業景気指数(21:30)
米3月鉱工業生産(22:15)
米2月企業在庫(23:00)
ベージュブック
米2月対米証券投資(4/16 5:00)
G20 財務大臣･中央銀行総裁会議(テレビ会議)

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