4月3日(金)東京市場大引け。米雇用統計などを警戒し、伸び悩む展開に。
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■4月3日 本日の見出し
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米国株高を好感し買いが先行も、
今夜発表の米雇用統計などを警戒し、伸び悩む展開に。
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■本日の相場概況
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『国内』
3日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比1円47銭高の1万7,820円19銭とほぼ変わらずで終了。
原油高を好感して前日の米国株指数が上昇した流れを引き継ぎ、
朝方は買いが先行し、一時は200円を超える上げ幅に。
しかし、新型コロナウイルスを巡る経済悪化懸念が
相場全体の上値の重しとなって伸び悩み、
後場にかけてはマイナス圏で推移する場面が目立ちました。
今夜発表を予定する3月米雇用統計を
警戒しての売りが出た面も。
新興市場でもリスクオフムードが続き、
日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数も続落して終了しています。
『海外』
3日午前の中国・上海株式相場で、上海総合指数は反落。
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大による
景気減速への警戒が根強く、週末を控えた利益確定売りが出ています。
『為替』
3日午後の東京外国為替市場で円相場は1ドル=107円90~92銭と円安に傾倒。
原油高や米株高を受けて低リスク通貨とされる円には売りが先行したものの、
米株価指数先物や米原油先物が時間外取引で
軟調に推移したため、円の下値は限定的となりました。
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■来週の日本株見通し
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アナリストのkanonです。
週明けの東京市場では、
今夜の米雇用統計がどの程度悪化しているかや、
週末中の東京都内の感染拡大の状況などが
材料視され、軟調な展開となりそうです。
個別銘柄のチャートを見ると、
インバウンド、旅行関連などのサービス業を中心に、
3月の安値を下回ってしまっている銘柄が多いのも懸念点。
一段の下値を模索する展開になる可能性も、
考慮しなければならないでしょう。
今年は滅多にない安値買いのチャンスにはなると見ており、
今株をやれているのはラッキーだと思いますが、
足元では不安定な状況が続きそうですので
【1357】日経ダブルインバースなどを活用しての
リスクヘッジを行っていくのがいいでしょう。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:21,413.44 (+469.93)
・ナスダック:7,487.311 (+126.729)
・S&P500:2,526.90 (+56.40)
・為替 ドル円:107.96-107.97(+0.68)
『国内』
・日経平均株価:17,820.19(+1.47円)
・TOPIX:1,325.13(-4.74)
・日経ジャスダック平均株価:2,834.93(-43.21)
・東証マザーズ指数:593.63(-19.37)
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■月曜日の予定
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『海外』
休場:中国(清明節)
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