3月31日（火)東京市場大引け。買い先行も、新型肺炎感染拡大への警戒感から伸び悩む展開に。

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■3月31日　本日の見出し
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米国株高や中国経済指標を好感して買いが先行も、
後場からは伸び悩み、マイナスに転じて終了。

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■本日の相場概況
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『国内』

31日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比167円96銭安の1万8,917円01銭と続落。

寄り付きでは前日の米国株高を好感した買いが先行。

10時に発表された中国の製造業PMIが52.0となり
市場予想（45.0）や好不況の分かれめとされる50を上回ったことで
一時は上げ幅を拡大する展開となりました。

一方で、国内機関投資家が様子見ムードを強めるなかで、
明日からの新年度入りによって金融機関から売りが出ると見た
短期目線の投資家による売りが重荷となり
後場からはマイナスに転じて終了しています。

新型肺炎の感染拡大を懸念した売りが優勢となり、
日経ジャスダック平均は続落も、
一部の材料株などに買いが入り、
東証マザーズ指数は反発しています。

『海外』

31日午前の中国・上海株式相場で、上海総合指数は反発。

取引開始前に発表された中国の3月の製造業と
非製造業の購買担当者景気指数（PMI）が大幅に改善したことが、
投資家心理の支えとなっています。

『為替』

31日午後の東京外国為替市場で円相場は1ドル=108円25～26銭と円安に傾倒。

前日の米国株高を好感して円売りが先行しましたが、
午後からは日経平均株価の下げ幅拡大に歩調を合わせた円買いが見られています。

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■明日の日本株見通し
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アナリストのkanonです。

本日は後場から下げに転じて終了していますが、
下値での売り方の買戻し意欲は強く、
需給面では一時より下げにくい状況だと分析しています。

材料面では、東京がロックダウン（都市封鎖）となる可能性は
相場の重荷になっていると見ていますが、
もしロックダウンするようであれば
一時的に株価が下落したとしても
悪材料出尽くしとなる期待もできるでしょう。

そういったチャンスの局面に備えて、
拾いたい高配当・優待利回り銘柄などを
リストアップしておくといいですね。

また、押し目やテーマ性の強い銘柄を狙っての
短期売買も積極的に続けていければと思います。

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■主要指数
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『海外』

・NYダウ：22,327.48　（+690.70）

・ナスダック：7,774.151　（+271.773）

・S&P500：2,626.65　（+85.18）

・為替　ドル円：108.11-108.12（+0.13）

『国内』

・日経平均株価：18,917.01（-167.96円）

・TOPIX：1,403.04（-32.50）

・日経ジャスダック平均株価：2,952.79（-1.38）

・東証マザーズ指数：620.09（+7.81）

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■明日の予定
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『国内』

3月日銀短観（8:50）
3月新車販売台数（14:00）
3月軽自動車販売台数（14:00）

『海外』

中国3月財新製造業PMI（10:45）
ユーロ圏2月失業率（18:00）
米3月ADP全米雇用リポート（21:15）
米2月建設支出（23:00）
米3月ISM製造業景気指数（23:00）

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