東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社　評判

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■3月30日　本日の見出し
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米国株安が重荷となり売りが先行、一時は800円超安に。
売り一巡後はETF買い観測を支えとして下げ渋る展開。

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■本日の相場概況
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『国内』

30日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比304円46銭安の1万9,084円97銭と反落。

前日の米株式市場でダウ平均が大幅安となった流れを引き継ぎ、
売りが先行し、一時は800円を超える下げ幅に。

29日に東京都で新たに確認された新型コロナの感染者数が
68人と最多になり、都のロックダウンがなされた場合の
経済活動が停滞するリスクが警戒されています。

また、本日は3月期末配当の権利落ち日で
権利落ち分は約178円です。

ただ、日銀の株価指数上場投資信託（ETF）買いが支えとなり
下げ幅を縮小して終了しています。

新型肺炎への警戒感が続き、
日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数も反落しています。

『海外』

30日午前の中国・上海株式相場で、上海総合指数は反落。

新型肺炎の感染者急増により、
中国の景気改善も想定通りに進まなくなるとの警戒から
5Gや半導体株に売りが広がりました。

『為替』

30日午後の東京外国為替市場で円相場は1ドル=107円59～60銭と円高に傾倒。

投資家のリスク回避姿勢が高まったことで
「低リスク通貨」とされる円には買いが優勢となりました。

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■明日の日本株見通し
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アナリストのkanonです。

本日は寄り付きから下値を模索しにいくも、
下げ渋って終了しております。

思った以上に底堅かったので、
東京がロックダウンしようとも、
織り込み済み、悪材料出尽くしで
大した下値余地はない可能性も。

4月にかけては、悪材料出尽くしで、
経済対策期待での反発局面を迎えていく展開に
期待ができるでしょう。

日経平均株価は2万2,000円まで
一時的に戻す期待もできるとして
買い目線でしばらくは見ていければと思います。

ただ、買戻し一巡後は、経済指標の悪化などが
嫌気されやすく、再度下値を掘りにいく可能性も高いので、
しばらくは長くても1ヶ月以内での
短期目線での売買を推奨していく予定です。

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■主要指数
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『海外』

・NYダウ：21,636.78　（-915.39）

・ナスダック：7,502.378　（-295.159）

・S&P500：2,541.47　（-88.60）

・為替　ドル円：107.62-107.63（-1.28）

『国内』

・日経平均株価：19,389.43（+724.83円）

・TOPIX：1,459.49（+60.17）

・日経ジャスダック平均株価：3,016.12（+39.63）

・東証マザーズ指数：623.02（+9.04）

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■明日の予定
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『国内』

2月失業率（8:30）
2月有効求人倍率（8:30）
2月鉱工業生産（8:50）
2月商業動態統計（8:50）
2月住宅着工統計（14:00）
2年国債入札

『海外』

中国3月製造業 PMI（10:00）
米1月S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数（22:00）
米3月消費者信頼感指数（23:00）

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