東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■3月11日 本日の見出し
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寄り付きでは買いが波及も、戻り売りが重荷。
米経済対策への期待剥落で下げ幅を拡大して終了。
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■本日の相場概況
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『国内』
11日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比451円06銭安の1万9,416円06銭と反落。
前日のNYダウが大幅高となった流れを引き継ぎ、
前場中には100円超上昇する場面も見られましたが、
勢いは続かずに戻り待ちの売りが波及。
また、米トランプ大統領が昨日表明した
給与減税などの経済対策について
会見に肝心の大統領本人が出席しなかったことや、
米クドロー国会経済会議委員長が減税規模などの
詳細に関して名言を下げなかったことで
米国株先物が下げ幅拡大し、
日本株もじりじりと連れ安する展開となりました。
新興市場でもリスクオフの売りが優勢となり、
東証マザーズ指数、日経ジャスダック指数も下落しています。
『海外』
11日午前の上海株式相場で上海総合指数は小幅続伸。
習近平国家主席が
前日に新型コロナウイルスの発生地である武漢市を視察し、
新型コロナが収束に向かうとの期待感が
引き続き支えとなっています。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=104円36~38銭と円高に傾倒。
米政府の景気刺激策への期待から朝方は円売りが先行しましたが、
刺激策の成立に時間がかかるとの見方から徐々に円買いが優勢となりました。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
日経平均株価の上値は重いため、
株価の下落局面がまだ続く可能性を懸念すべきでしょう。
今後は東京オリンピック延期もしくは中止のリスクと
米大統領選で民主党候補として優勢なバイデン氏が
トランプ米大統領を打ち破るというリスクが
市場の懸念材料となるでしょう。
無理にポジションを持ちすぎず、
慎重に底打ちを見ていければと思います。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:25,018.16 (+1,167.14)
・ナスダック:8,344.253 (+393.577)
・S&P500:2,882.23 (+135.67)
・為替 ドル円:104.48-104.49(+0.46)
『国内』
・日経平均株価:19,416.06(-451.06円)
・TOPIX:1,385.12(-21.56)
・日経ジャスダック平均株価:3,073.59(-31.95)
・東証マザーズ指数:633.99(-31.44)
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■明日の予定
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『国内』
2月企業物価指数(8:50)
1-3月期法人企業景気予測調査(8:50)
2月都心オフィス空室率(11:00)
2年国債入札
『海外』
ECB定例理事会(ラガルド総裁記者会見)
米2月生産者物価指数(21:30)
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