東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■3月9日 本日の見出し
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新型肺炎の感染拡大が懸念されている上に、
原油相場の急落を受けて売りが加速する展開に。
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■本日の相場概況
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『国内』
9日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比1,050円99銭安の1万9,698円76銭と大幅続落。
新型コロナウイルスへの懸念に加えて
原油相場が急落したことから
売りが加速する展開となりました。
東京外国為替市場で円相場が一時1ドル=101円台まで急上昇し、
採算悪化懸念から輸出関連株が軒並み安に。
アジア株が軒並み大幅安となっていることも
リスクオフの売り圧力となりました。
後場からは日銀のETF買い観測が一定の支えとなったものの、
売りは重く、下げ渋る動きは限定的です。
新興市場でも投資家のリスクオフ姿勢が強まり、
東証マザーズ指数、日経ジャスダック指数も続落しています。
『海外』
9日午前の上海株式相場で上海総合指数は続落。
上海市場でも投資家が運用リスクを回避する姿勢を強め、
幅広い業種で売りが優勢となりました。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=102円79~81銭と円高に傾倒。
欧米などでの新型コロナウイルスの感染拡大や、
原油相場の急落などを背景とした円買いが優勢となりました。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
本日の引け方を見ると、
明日の寄り付きも売りが先行する可能性が懸念されます。
ただ、2019年12月の株価下落時には、
1万9,000円割れの水準が底となっており、
同価格帯は、ひとつの節目として意識されるでしょう。
明日の寄り付きが底になる可能性にも期待しつつ
慎重に様子を見ていければと思います。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:25,864.78 (-256.50)
・ナスダック:8,575.618 (-162.977)
・S&P500:2,972.37 (-51.57)
・為替 ドル円:102.68-102.69(-3.11)
『国内』
・日経平均株価:19,698.76(-1,050.99円)
・TOPIX:1,388.97(-82.49)
・日経ジャスダック平均株価:3,095.61(-216.65)
・東証マザーズ指数:646.20(-69.80)
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■明日の予定
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『国内』
2月マネーストック(8:50)
2月工作機械受注(15:00)
5年国債入札
『海外』
中国2月生産者物価指数(10:30)
中国2月消費者物価指数(10:30)
米大統領選挙予備選(ミシガン州)
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