東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■3月6日 本日の見出し
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上値の重さを嫌気した売りが波及し、
日経平均株価はPBR1倍を割れる水準まで下落。
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■本日の相場概況
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『国内』
6日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比575円37銭安の2万0,749円75銭と反落。
米国でも新型コロナウイルスの感染が拡大したことで
投資家のリスク回避姿勢が強まり、
寄り付きからずるずる下げ幅を広げる展開となりました。
前日に反発した際にも上げ幅が限定的でしたので、
上値の重さが嫌気された面もあるでしょう。
後場になり日銀のETF買いが入ったことで、
下げ渋りましたがPBR1倍近辺(2万0,700円)で下げ止まり
揉み合って終了しております。
投資家心理がリスクオフに傾いたことで、
東証マザーズ指数、日経ジャスダック指数も反落しています。
『海外』
6日午前の上海株式相場で上海総合指数は反落。
前日の欧米株やこの日のアジアの他の株式相場の下落を嫌気し、
中国市場でも投資家のリスク回避姿勢が強まっています。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=105円85~86銭と円高に傾倒。
日経平均株価が下げ幅を700円超まで広げた場面で
歩調を合わせた円買いが入りました。
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■来週の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
日経平均株価はPBR1倍近辺で終了しており、
価格帯としては買いたい水準なのですが、
投資家の狼狽売りが収まるまで様子を見るべきでしょう。
今日も、日銀のETF買いが入ったから
下げ渋っただけで反発は鈍い印象でしたので、
日経平均株価が20,000円近辺まで
下値を掘る可能性も頭に入れておかなければなりません。
どこが底になるかは、
変わりゆく状況を見ながらテクニカルで柔軟に判断するか、
投資家の「悲観度」を目安にするのがいいと思います。
相場が高値から大きく下落した際には、
誰もが景気後退だと信じて疑わなくなり、
メディアでも景気後退のニュースばかりが
連日報道されるようになったら底値になる傾向があります。
腰を据えて買う目線に転換した際には
お知らせしていきますので、
少し堪えていただければと思います。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:26,121.28 (-969.58)
・ナスダック:8,738.595 (-279.493)
・S&P500:3,023.94 (-106.18)
・為替 ドル円:105.87-105.88(-1.49)
『国内』
・日経平均株価:20,749.75(-579.37円)
・TOPIX:1,471.46(-44.25)
・日経ジャスダック平均株価:3,312.26(-74.32)
・東証マザーズ指数:716.00(-27.13)
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■月曜日の予定
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『国内』
1月経常収支(8:50)
10-12月期GDP改定値(8:50)
2月景気ウォッチャー調査(14:00)
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