東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■2月21日 本日の見出し
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輸出関連に為替の円安傾倒を受けた買いが波及も、
3連休を前に手仕舞い売りが重く、マイナスで終了。
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■本日の相場概況
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『国内』
21日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比92円41銭安の2万3,386円74銭と反落。
輸出関連銘柄に為替の円安傾倒を好感した買いが入り
プラス圏で推移する場面も見られましたが、
3連休を前に手控えムードも強く
後場にかけて下げ幅を広げて終了しています。
連休中に新型肺炎の感染が拡大するかもしれないという
懸念が手仕舞い売りを加速させました。
為替の円安傾倒は経常利益の押し上げ効果が
期待できるとして相場の下支えとなっています。
材料を発表した銘柄や新型肺炎関連とされる銘柄に買いが入り、
日経ジャスダック指数、東証マザーズ指数は反発しています。
『海外』
21日午前の上海株式相場で上海総合指数は続伸。
中国政府による景気下支え策への期待が根強く、
徐々に買いが優勢となりました。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=111円97~98銭近辺と円安に傾倒。
21日夕に欧州各国やユーロ圏の2月の購買担当者景気指数(PMI)、
夜に2月の米製造業PMI速報値の発表を控え、様子見ムードが広がっています。
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■来週の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
JPモルガン証券は今週に入って、
TOPIX先物を累計で2万枚超売り越しています。
現在は円安かつ日本株安であることからも分かる通り、
日本は景気後退局面に入るとして、
中長期目線の投資家が撤退している模様です。
少し悲観的すぎるかもしれませんが、
しばらくは中長期目線で株を買う局面ではないでしょう。
ある程度キャッシュポジションを確保しつつ、
短期の売買で利益確定を狙っていければと思います。
一度トレンドが崩れた相場は、
売り買いが交錯しての乱高下を経て
落ち着きを取り戻し、
再度上昇に向かうことが多いので、
落ち着きを冷静に見極めながら
絶好の仕込み時を伺っていきましょう
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:29,219.98 (-128.05)
・ナスダック:9,750.965 (-66.215)
・S&P500:3,373.23 (-12.92)
・為替 ドル円:111.93-111.94(+0.25)
『国内』
・日経平均株価:23,386.74(-92.41円)
・TOPIX:1,674.00(-0.49)
・日経ジャスダック平均株価:3,728.47(+15.69)
・東証マザーズ指数:828.46(+5.16)
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■火曜日の予定
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『国内』
1月企業サービス価格指数(8:50)
『海外』
米12月S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数(23:00)
米2月消費者信頼感指数(2/26 0:00)
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