東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社　評判

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■2月20日　本日の見出し
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為替の円安傾倒を支えとして買いが先行も、
昼休み中に新型肺炎の死者に関するニュースが伝わり上げ幅縮小。

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■本日の相場概況
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『国内』

20日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比78円45銭高の2万3,479円15銭と続伸。

為替が1ドル=111円台まで円安に傾倒したことを好感し、
買い先行後上げ幅を拡大する場面も見られましたが、

昼休み中に「横クルーズ船の乗客だった
新型肺炎感染者のうち2人が死亡した」と伝わったことで
後場からは急速に伸びやなんで終了しています。

日経平均株価が伸び悩んだことで
利益を確定する売りが優勢となり、
日経ジャスダック指数、
東証マザーズ指数も反落しています。

『海外』

20日午前の上海株式相場で上海総合指数は反発。

新型肺炎対応で中国政府が
景気刺激策を打ち出すとの期待が根強く、
相場の支えとなりました。

『為替』

14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=111円37～38銭近辺と円安に傾倒。

中国での新型肺炎患者数の伸び悩みなどを好感した
円安の流れが継続したほか、
米景気の底堅さを意識したドル買いも入っています。

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■明日の日本株見通し
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アナリストのKanonです。

国内GDPが市場予想以上に低調だったことや
新型肺炎が経済を下押しするとの懸念から

リスクヘッジのために日経平均先物に
空売りを入れている投資家が多いため

何か場中に材料が出ると
先物主導で売買は交錯し、相場全体が
本日のような値動きになってしまいます。

この傾向は新型肺炎に関する
懸念が後退するまでは続くでしょう。

高値掴みをしないように相場が下落した場面で
銘柄を仕込んでいければと思います。

また、本日日経平均株価が上げ幅を縮小した要因である
「新型肺炎で日本人が2人亡くなった」
などというニュースを見て
欧州株や米国株を慌てて売る人はいないでしょうから

日本株市場が終わった後の世界の株式市場は
相対的には堅調に動きやすいと見ており、

明日の寄り付きでは本日伸び悩んだ銘柄が
再度買われてくる期待もできるでしょう。

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■主要指数
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『海外』

・NYダウ：29,348.03　（+115.84）

・ナスダック：9,817.180　（+84.437）

・S&P500：3,386.15　（+15.86）

・為替　ドル円：111.39-111.40（+1.28）

『国内』

・日経平均株価：23,479.15（+78.45円）

・TOPIX：1,674.4886（+2.62）

・日経ジャスダック平均株価：3,712.78（-6.91）

・東証マザーズ指数：823.30（-6.85）

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■明日の予定
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『国内』

20年国債入札

『海外』

米2月フィラデルフィア連銀景気指数（22:30）
米1月景気先行指数（2/21 0:00）

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