東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社　評判

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■2月14日　本日の見出し
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国内初の新型肺炎による死者が出たことで売りが先行。
週末を控え見送りムードの強い展開に。

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■本日の相場概況
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『国内』

14日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比140円14銭安の2万3,687円59銭と続落。

国内初の新型肺炎による死者が出たことから
国内でも感染が広がるとの懸念が浮上し、
売りが先行する展開となりました。

中国ではサプライチェーンが混乱しており、
企業業績への悪影響が懸念されています。

また、週末を控えていることから
無理に買い付けずに様子を見たいとの投資家心理も。

一方で、上海など中国株が
底堅い値動きとなったことは好感され、
下げ幅を拡大するには至っていません。

日経平均株価が下落したことで
新興市場でも様子見ムードが強まり
日経ジャスダック指数、東証マザーズ指数も
下落しております。

『海外』

14日午前の上海株式相場で上海総合指数は反発。

新型肺炎の拡大で、経済活動の停滞や景気減速が進めば
中国政府が対策を打ち出すとの見方から、
幅広く買いが広がっています。

『為替』

14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=109円79～80銭近辺と円安に傾倒。

本日は実質的に事業会社の取引が集中する「5・10日」に当たることから、
国内輸入企業による実需の円売り・ドル買いが優勢となりました。

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■来週の日本株見通し
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アナリストのKanonです。

米国や欧州株が堅調に推移し、
中国株も政策期待でそこまで崩れていないのに
日本株市場では悲観的なムードが強まっている印象です。

新型肺炎の感染拡大が収まれば、
日本株にも見直し買いが入りやすいと見ているため
好業績銘柄などを中心として
下げた場面では買いを狙っていければと思います。

上げているときに無理に買い付けると
下落に巻き込まれてしまいやすいため
少し慎重に取引をすすめていきましょう。

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■主要指数
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『海外』

・NYダウ：29,423.31　（-128.11）

・ナスダック：9,711.968　（-13.994）

・S&P500：3,373.94　（-5.51）

・為替　ドル円：109.75-109.76（+0.03）

『国内』

・日経平均株価：23,687.59（-140.14円）

・TOPIX：1,702.87（-10.21）

・日経ジャスダック平均株価：3,781.08（-25.62）

・東証マザーズ指数：841.69（-15.34）

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■月曜日の予定
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『国内』

10-12月期GDP速報値（8:50）
1月首都圏マンション発売（13:00）

『海外』

休場:米（ワシントン誕生記念日）

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