東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■2月6日 本日の見出し
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新型肺炎への警戒感が和らぎ大きく続伸。
中国による対米関税引き下げ報道も好材料視。
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■本日の相場概況
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『国内』
6日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比554円03銭高の2万3,873円59銭と大幅続伸。
新型肺炎の治療薬に関する報道を受け
警戒感が和らいだことで買いが先行する展開となりました。
中国の対米関税引き下げに関する報道があったことも
ポジティブに捉えられています。
個別ではトヨタが2020年3月期の
純利益予想を上方修正したのも支援材料に。
投資家心理の改善で主力銘柄にも買いが入り、
日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数も続伸しております。
『海外』
5日午前の上海株式相場で上海総合指数は続伸。
新型肺炎の治療法を巡る報道を受けて感染拡大への懸念が一服しているほか、
中国政府による企業支援策の発表が買い安心感につながっています。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=109円95銭近辺と円安に傾倒。
中国国務院(政府)が米国製品に課した追加関税のうち、
総額750億ドル分に対する関税を14日から引き下げると発表し、
米中問題の深刻化による世界景気鈍化への懸念が和らいでいます。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
本日の日経平均株価は大きく上昇し、
一時は2万4,000円目前まで迫る場面も見られました。
ただ、先物を中心とした
売り方の買い戻しが上昇を後押しした面があり、
ボラティリティが高く、不規則な値動きとなっている印象です。
新型肺炎への懸念後退、米国の強い経済指標、
米中貿易摩擦の休戦などを材料として、
買いが加速して、踏み上げ相場を形成する期待もできますが、
上昇のペースが速い場面では
こまめに利益を確定したり、
逆指値注文を入れておくのがいいでしょう。
明日は週末で多少相場が調整する可能性もございますので、
押し目で拾えそうな銘柄を推奨できればと思います。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:29,290.85 (+483.22)
・ナスダック:9,508.683 (+40.709)
・S&P500:3,334.69 (+37.10)
・為替 ドル円:109.95-109.96(+0.62)
『国内』
・日経平均株価:23,873.59(+554.03円)
・TOPIX:1,736.98(+35.15)
・日経ジャスダック平均株価:3,829.12(+20.73)
・東証マザーズ指数:851.01(+8.04)
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■明日の予定
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『国内』
12月毎月勤労統計(8:30)
12月家計調査(8:30)
12月景気動向指数(14:00)
『海外』
中国1月貿易収支
米1月雇用統計(22:30)
米12月消費者信用残高(2/8 5:00)
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