東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■1月31日 本日の見出し
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
米株式市場の上昇を好感し買い先行も、
新型肺炎への懸念感根強く上値は限定的。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■本日の相場概況
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
『国内』
31日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比227円43銭高の2万3,205円18銭と反発。
米株式市場の上昇を好感した買いが先行したほか、
日経平均株価の下げ止まりを見た先物の買戻しが入り
一時は400円高まで上げ幅を拡大。
しかし、積極的に上値を追う動きは見られず
上げ幅を縮小して終了しています。
新型肺炎に関する不透明感が拭えないほか、
間もなくピークを迎える決算発表の内容を
見極めたいとの投資家が多い面もあるでしょう。
個人投資家による押し目買いが入り、
日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数も反発しています。
『海外』
31日午前の香港株式市場でハンセン指数は小幅反発。
30日の米株式相場の上昇や
31日朝発表の中国の1月の景況感指数の底堅さを好感し、
朝方は1.4%高まで上げる場面もありましたが、
新型肺炎への警戒感は根強く、戻り待ちの売りに押されて終了しています。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=109円09~10銭近辺と円安に傾倒。
投資家のリスク回避姿勢の和らぎや
国内輸入企業の実需を背景とする円売りが出ております。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■来週の日本株見通し
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
アナリストのKanonです。
米国株価指数は強い値動きとなっているものの、
日本は新型肺炎の発生地である中国と地理的に近く、
インバウンド需要減少や、
中国の工場停止や交通規制強化などの影響を受けやすいため
感染が経済に与える影響の程度への
懸念から腰を据えての買いには入りにくい相場が続きそうです。
個別銘柄を見ていても、
値動きが荒くなっていて、チャートも崩れている銘柄が多く、
下げたからといってやたらに買うのはリスクが高いでしょう。
相場全体が上下を繰り返しながら
下落していく可能性を想定しているため、
チャートを綺麗に維持している一部の銘柄以外は、
なるべく手放して、全体の落ち着きを待つ方向でご検討ください。
今後、空売りの推奨などもすすめていければと思います。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■主要指数
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
『海外』
・NYダウ:28,859.44 (+124.99)
・ナスダック:9,298.934 (+23.770)
・S&P500:3,283.6640 (+10.26)
・為替 ドル円:109.03-109.04(+0.17)
『国内』
・日経平均株価:23,205.18(+227.43円)
・TOPIX:1,684.44(+9.67)
・日経ジャスダック平均株価:3,793.65(+19.72)
・東証マザーズ指数:823.37(+11.60)
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■月曜日の予定
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
『国内』
1月新車販売台数(14:00)
1月軽自動車新車販売台数(14:00)
『海外』
中国1月財新製造業PMI(10:45)
米12月建設支出(2/4 0:00)
米1月ISM製造業景気指数(2/4 0:00)
米大統領選挙の予備選開始
~~~~~~~~~~~~~
LINEにて相談受付中!
~~~~~~~~~~~~~