東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社　評判

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■1月30日　本日の見出し
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投資家がリスクを回避する姿勢を強め、大幅反落。
市場予想を下回る決算を発表した銘柄への売りが重荷。

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■本日の相場概況
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『国内』

30日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比401円65銭安の2万2,977円75銭と大幅反落。

新型肺炎の感染拡大による世界景気への影響を警戒し、
投資家のリスク回避姿勢が強まりました。

香港や台湾などアジアの主要株価指数が下げ幅を拡大したことで
日本市場でも先物を中心に売りが加速し、
取引時間中では1月8日以来3週間ぶりに
節目である2万3,000円を下回って終了。

半導体株であるスクリンなどが市場予想を下回る決算を発表し、
関連銘柄に売りが波及したことも重荷となりました。

投資家のリスク回避姿勢が強まったことで、
時価総額が大きい銘柄を中心に売りが出て
日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数も続落しています。

『海外』

30日午前の香港株式市場でハンセン指数は続落。

新型肺炎の感染拡大を受けて、
香港上場企業の監督や業績発表に影響が及ぶとの見方が出ており、
先行き不透明感から売りが膨らんでいます。

『為替』

14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=108円90～91銭近辺と円高に傾倒。

新型肺炎の感染拡大が世界経済に与える影響を懸念し、
「低リスク通貨」とされる円には買いが優勢となりました。

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■明日の日本株見通し
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アナリストのKanonです。

本日は売りが大きく出る展開となりましたね。

先週末よりお知らせはしていますが、
今は買い持ち高を大きく増やすべき局面ではないでしょう。

テクニカル面で見ても、
日経平均株価は2万2,000円近辺までの
一段の調整の可能性がございます。

マイナスになってしまっているものは、
自律反発を見極めつつ撤退していく方向で
ご検討いただければと思います。

また、買いだけでは利益を狙いにくいことも考慮し、
空売りのご相談などにも乗れればと思います。

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■主要指数
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『海外』

・NYダウ：28,734.45　（+11.60）

・ナスダック：9,275.164　（+5.483）

・S&P500：3,273.40　（-2.84）

・為替　ドル円：108.90-108.91（-0.19）

『国内』

・日経平均株価：22,977.75（-401.65円）

・TOPIX：1,674.77（-25.18）

・日経ジャスダック平均株価：3,773.93（-76.72）

・東証マザーズ指数：811.77（-26.00）

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■明日の予定
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『国内』

12月失業率（8:30）
12月有効求人倍率（8:30）
1月都区部消費者物価指数（8:30）
12月鉱工業生産指数（8:50）
12月商業動態統計（8:50）
12月住宅着工統計（14:00）

『海外』

中国1月製造業PMI（10:00）
米12月個人消費支出・個人所得（22:30）
英国EU離脱予定

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