東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■1月28日 本日の見出し
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新型肺炎の感染拡大懸念が続き、売りが先行。
2万3,000円付近では値ごろ感から押し目買いも。
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■本日の相場概況
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『国内』
28日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比127円80銭安の2万3,215円71銭と続落。
新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大が警戒され、
売りが先行する展開となりました。
中国・山西省のスマートフォン部品工場の
稼働再開を2月3日に延期したと伝わり、
サプライチェーンの停滞や企業マインドの低下による
中国での設備投資需要の減退リスクが意識され、
半導体関連などにも売りが波及。
ただ、2万3,000円付近では値ごろ感から押し目買いも見られたほか、
米株価指数先物が買い戻されたことも支えに
引けにかけては下げ幅を縮小して終了しています。
リスクオフムードが続いたことから、
日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数も続落しています。
『海外』
中国・上海証券取引所は27日付で、
春節(旧正月)の休場期間を延長すると発表。
取引再開は2月3日となる予定です。
28日のシンガポール取引所(SGX)で、
中国企業の株式で構成するFTSE中国A50指数先物は小動きとなっています。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=108円97~98銭と円高に傾倒。
新型肺炎の感染拡大への警戒感から円買いが先行しましたが、
国内輸入企業による円売り・ドル買い需要も根強く、
円の上値は限定的となりました。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
明日は夜にFOMCの結果発表を控えているため
金融政策への期待感から売り込みにくく
様子見ムードの強い展開となりそうです。
目先の戦略についてですが、
一旦、2万3,000円付近で下げ止まったとはいえ
日経平均株価が2万4,000円を上抜いた水準を
維持できなかったことはネガティブな材料です。
2万4,000円を超えての上昇には
調整が必要との見方もでき、
中期目線では2万2,000円どころまで
調整する可能性を考慮しなければなりません。
とはいえ、個人の押し目買い意欲は低下しておらず
個別銘柄の短期売買では十分に利益を狙える相場でしょう。
しばらくは中長期目線で買いを入れるというよりも
個別で買われている銘柄を短期で狙ったり
下げた銘柄の押し目を狙っていければと思います。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:28,535.80 (-453.93)
・ナスダック:9,139.310 (-175.602)
・S&P500:3,243.63 (-51.84)
・為替 ドル円:109.02-109.03(-0.03)
『国内』
・日経平均株価:23,215.71(-127.80円)
・TOPIX:1,692.28(-10.29)
・日経ジャスダック平均株価:3,872.78(-4.67)
・東証マザーズ指数:850.64(-0.81)
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■明日の予定
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『国内』
日銀金融政策決定会合の主な意見(1/20~21開催分)
『海外』
米12月NAR仮契約住宅販売指数(1/30 0:00)
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