東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社　評判

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■1月24日　本日の見出し
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半導体関連銘柄などに買いが先行も、
新型肺炎への警戒感から上値の重い展開に。

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■本日の相場概況
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『国内』

24日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比31円74銭高の2万3,827円18銭と小幅反発。

米半導体大手インテルの決算を受け、
半導体関連株を中心に買いが先行しましたが、
新型肺炎への警戒感から上値の重い展開となりました。

中国政府は24日、湖北省武漢市で発生した
新型コロナウイルスによる国内の肺炎の死者数が25人、
感染者は830人になったと発表。

厚生労働省も同日、
国内で2例目の感染者を確認したことを明らかにしています。

足元の株式相場全体の上昇一服を受け、
個人投資家が利益を確定する売りを出したことで、
日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数は続落。

『海外』

24日午前の中国・上海株式相場で上海総合指数は反発。

新型コロナウイルスによる
肺炎の感染拡大を警戒する雰囲気は引き続き強いですが、
一部の銘柄に押し目買いが入っています。

『為替』

14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=109円54銭近辺と円高に傾倒。

新型肺炎が中国経済などに悪影響を与えるとの懸念から
投資家心理が弱気に傾き、低リスク通貨とされる円には買いが優勢となりました。

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■来週の日本株見通し
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アナリストのKanonです。

本日はもともと銘柄を推奨する予定でしたが、
日経平均株価が少し重そうな印象なので
お休みさせていただきました。

推奨中銘柄は本日の地合いでも堅調でしたので、
引き続き期待はできるのですが、
無理に買い持ち高を増やして
週末を過ごすことはないとの判断です。

コロナウイルス以外に大きな売り材料は見当たらなく、
コロナウイルスに関する懸念は
そんなに長引かずに収束すると見ているのですが、
5G需要への期待を背景として買いが集まり相場のけん引役となっていた
半導体株などに息切れ感があるため、少し注意が必要です。

景況感が悪くなりますと、
ゲームやバイオなど景気に左右されにくい銘柄が物色されやすいほか、
鉄道、電気、ガスなどディフェンシブ関連の銘柄に
買いが向かう傾向がございますので、
この辺りに注目していければと思います。

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■主要指数
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『海外』

・NYダウ：29,160.09　（-26.18）

・ナスダック：29,160.09　（+18.710）

・S&P500：3,325.54　（+3.79）

・為替　ドル円：109.55-109.56（-0.05）

『国内』

・日経平均株価：23,827.18（+31.74円）

・TOPIX：1,730.44（-0.06）

・日経ジャスダック平均株価：3,925.03（-24.78）

・東証マザーズ指数：869.40（-10.23）

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■月曜日の予定
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『海外』

独1月Ifo景況感指数（18:00）
米12月新築住宅販売（1/28 0:00）
休場：香港（春節、～1/28）

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